G大阪在籍時のアデミウソン (2017年)[写真]=Getty Images
FC町田ゼルビアは13日、ブラジル人FWアデミウソンとの契約満了に伴い、来季の契約を更新しないことを発表した。
1994年1月9日生まれで現在30歳のアデミウソンは、センターフォワード(CF)やウイング(WG)に加え、中盤の攻撃的ポジションでも起用可能なプレーヤー。母国の名門サンパウロの下部組織出身で、2012年1月にトップチーム昇格を果たした後、2015年2月に横浜F・マリノスにレンタル移籍で加入。CFや右WGを主戦場に公式戦通算39試合に出場し、10ゴール4アシストをマークする活躍を見せた。
同年12月にレンタル期間の満了に伴いサンパウロに復帰すると、翌年1月にガンバ大阪へレンタルで加入。2016シーズンは公式戦通算40試合の出場で13ゴール6アシストと結果を残し、翌年1月には完全移籍への移行が発表。その後も前線の主力として活躍を続けていたが、2021シーズン途中に道路交通法違反が発覚し、同年12月に契約解除が発表された。G大阪を退団後は中国の武漢三鎮でのプレーを経て、2023年9月に町田でJリーグ復帰。公式戦3試合の出場で1得点を記録した。
そんなアデミウソンは町田退団に際して、クラブ公式サイトを通じて感謝の想いを口にした。
「この素晴らしい偉大なクラブのプロジェクトに参加する機会を与えて頂いたことに対し、FC町田ゼルビアに関わる全ての皆様に感謝申し上げます。そして、私のチームメイト、チームスタッフ、チームのファン・サポーターの皆様、全ての町田のコミュニティに感謝しています。また直ぐに、皆さんとお会い出来ることを願っております! 強い抱擁を送ります」
By サッカーキング編集部
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