U-23ペルー代表に選出されたノリエガ・エリック(写真は2020年清水エスパルス在籍時のもの)[写真]=Getty Images
ペルーサッカー連盟は15日、パリ・オリンピック2024(パリ五輪)の南米予選を戦うU-23ペルー代表のメンバーを発表。2021年まで清水エスパルスに所属していたノリエガ・エリックが選出された。
現在22歳のノリエガ・エリックは愛知県に生まれ、幼少期に両親の故郷であるペルーに生活の拠点を移すと、同国の名門アリアンサ・リマの下部組織でキャプテンとしてプレー。その後、中学3年生で再来日して清水ユースに所属し、2020年にU-23日本代表MF鈴木唯人(現デンマーク1部ブレンビー所属)らと同期入団でDFとして清水のトップチームに加入した。
同年7月にFC町田ゼルビアへのレンタル移籍を果たし、2021年に清水に復帰。しかし、ノリエガ・エリックの清水での出場は天皇杯での1試合に留まり、同年末に清水を退団していた。
その後、無所属の期間を経て、2022年夏に当時ドイツ4部のシュトラーレンに加入。そして2023年にペルー2部のウニベルシダ・サン・マルティン・デ・ポレスに活躍の場を移すと、リーグ戦21出場2ゴールと活躍し、チームの1部昇格はならなかったものの、2024年から同国1部を戦うコメルシアンテス・ウニードスに「個人昇格」。今回、パリ五輪出場権を争う南米予選のメンバー入りを果たした。
しかし、ブラジルやアルゼンチンなど強豪が並ぶ南米のパリ五輪出場枠は「2」と狭き門。厳しい状況の中、パリ五輪の出場権を獲得し、U-23日本代表に名を連ねる鈴木唯人とパリで再会することはできるのか。今後の奮闘に期待したいところだ。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト