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今季から『Reusch』のキーパーグローブを着用する権田修一「GKの価値を高めていく」

2023.09.06

今シーズンより、Reusch(ロイシュ)のキーパーグローブを着用するサッカー元日本代表で清水エスパルス権田修一選手。昨年、カタールでは世界からも評価され、そのプレーを支えたキーパーグローブのブランドチェンジは、周りを驚かせたが、そこには「GKの価値を高めていきたい」という強い想いがあった。

■サッカーの盛り上がり

権田選手は、FC東京でプロキャリアをスタート。オーストリアのSVホルン、ポルトガルのポルティモネンセSCなど海外でもプレー。2021年より清水エスパルスに所属している。日本代表には2010年に初選出され、国際Aマッチ38試合と日本を代表するGKだ。


2014年のブラジル大会にも選出された権田選手だが、当時は第3GKとしての招集で、プレー機会のないまま大会を終えた。日本代表も1分2敗とグループリーグを突破できず、「前回は帰国してもサッカーの盛り上がる気配がなかった」と語る。

2022年、カタールの世界大会では、全試合にフル出場。初戦のドイツ戦でマンオブザマッチ(MVP)に選ばれるなど、ベスト16 進出に貢献した。「今回、テレビにもいろいろと出させてもらいましたし、J2で色んな街に行きますけど、どこに行っても、『ワールドカップ見たよ。感動した』って応援してくれる人がいて、こんなにたくさんの人が興味を持ってくれるようになったんだ、ということは感じますね。ただ、ベスト16で勝っていたら、もっと盛り上がったんじゃないかな」と常に上を見る姿勢は忘れない。

■もっと上手くなりたい

カタールでの熱戦を経て、「もっと上手くなりたいと思いました」と言うが、所属する清水エスパルスは、今シーズンからJ2リーグを戦う。日本代表の森保監督からは、『代表選出はJ1から』という内容のコメントもあった。しかし、そんな状況にもベテランは動じない。

清水エスパルスは、開幕戦から5試合連続から引き分けなど、8節で初勝利を手にするまで低迷したが、7月は4勝2分、8月は3勝1分と勝ち点を重ねている(インタビューは8月1日)。そんな状況に、「周りからは上手くいっていように見えると思いますが、まだまだ。目先の勝ちが多ければOKじゃなくって、5年後、10年後、どのステージにいるのか、エスパルスがどこを目指すのかも考えていく必要がある。僕がエスパルスにできることとしては、やはりチーム最年長として、若い選手たちをいい方向に持っていくことだと思っています」とベテランとしての役割を担う。

「今、人生で一番練習ができていると思うんですよ。気持ち的にもっと上を目指したいし、また海外でプレーしたいという気持ちはありますが、ワールドカップに出たことで、メンタルが充実した。どこでやるか、ではなく、何をするかを大事にしていて、今より成長するために、今できることがある」と清水での充実ぶりを語る。

■成長を感じられる幸せ

「シンプルにサッカーが好きですね。それに気付かされたワールドカップでもありました。僕自身は、試合よりも練習が好きなんです。自分が良くなっていくのを感じられる。子どもの頃から、できるようになった感覚とか、自分のプレーの精度が上がる幸せだとか、成長を感じられる練習が好きで」とサッカー少年の頃と変わらない思いを今も抱く。

2021年には、『ONE1-GKプロジェクト』の発起人となり、GKの普及や理解の促進を目指した取り組みも行っている権田選手は、次なる一手として、GKグローブのブランドチェンジを考えた。「今まで着用していたブランドには感謝していますが、GKが価値を上げていくために、グローブブランドの選択肢を増やしていく必要があると考えて、こちらからロイシュへアプローチをしました」と今シーズンから着用するロイシュとの契約の経緯を明かす。

「サッカーって楽しいし、結果が分からないじゃないですか。努力して頑張って、予想や強敵をひっくり返すからみんな感動してくれる。台本があるわけじゃない。サッカーって、スポーツってそういうもの。そこに興味を持ってもらえたらなって思います」と世界を知る権田選手の想いは、GKを起点に広がっていく。

By サッカーキング編集部

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