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18歳のJリーガー冨安健洋を支えるバルサスクールでの経験(前編)

2017.04.30

 J2アビスパ福岡のセンターバックとして活躍する冨安健洋(とみやす たけひろ=18歳)選手。2015年、当時高校2年生ながら同チームに2種登録。2016年にプロ契約を結び、現在はチームの支柱として着々と成長している同選手にバルサスクール時代の話を訊いた。

 冨安選手は、現在18歳とは思えない落ち着きのあるプレーと確かな足元の技術で、チームメイトや監督が信頼を寄せる。その証拠に、今シーズンは消化した試合9試合中8試合にフル出場している。


 さらに出場3試合は中盤とユーティリティーのポジションをこなす。ポジションによって、使われるフィジカルはもとより、理解しなければならない戦術は異なる。冨安選手がこれほど早くチームにフィットし、主力選手として活躍できたのは、ジュニア時代に通っていた「バルセロナスクール福岡校(以下バルサスクール)」での経験が生かされているという。

 当時、小学生だった冨安選手は、福岡県福岡市にある「三筑キッカーズ」に所属していた。2009年にバルサスクールが開校すると、コーチが「福岡にバルサのスクールができるからいってみたらどうか」と入会を勧めた。同選手が11歳のときだった。

 バルサスクールには、さまざまクラブチームから高いスキルを持った選手が集まっていた。中には冨安選手と同じくJリーグで活躍する高江麗央(たかえ れお=18歳、ガンバ大阪)も参加。「所属しているチームとはまったく異なる環境。レベルも高く、とても刺激になりました」と、冨安選手は話す。

 現在のプレーに大きく影響を受けたことに、スペイン遠征でアトレティコ・マドリードの下部チームと対戦したことを挙げた。「とにかくボコボコにされました。10点くらい失点して……ショックが大きかったです。試合終盤、アトレティコが恐ろしいほどフィジカルが発達した黒人選手を投入してきた瞬間は、とどめを刺しにきたなと震えました(笑)」。それでもチームは、石井快征(いしい かいせい=17、サガン鳥栖U-18)が1点を決め健闘した。

 冨安選手がスペイン遠征で体感したことは、現地の選手が身体の大きさに関係なく、高度なテクニックを正確にスピーディーにプレーしていたことだ。同じ年代であるのに、ただボールを蹴るのではなく、チーム全体が有機的にサッカーをしている姿を目の当たりにした。

(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版

19歳のJリーガー冨安健洋を支えるバルサスクールでの経験(後編)

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