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【J1第7節直前情報 川崎vs柏】今季15得点の川崎、今節も大量得点なるか

W杯は予備登録となった中村憲剛 [写真]=兼子愼一郎

川崎フロンターレ 「ボールを失わないサッカー」が勝利へのポイント

 嫌な相手だ。チームは現在リーグ戦3連勝中。それも良い試合内容で3試合連続完封中である。一見すると、死角はないように思える。しかし、だからこそ今節の柏レイソルは要注意なのである。

 風間監督就任後、1勝3敗と決して相性が良くない相手に、中村憲剛もこう警戒を強めた。「こちらがやりたいことをやらせてくれない相手。対策を練ることに関して言えば、Jリーグトップクラスのチームだと思っている」。ただ同時にこうも言っている。「対策されてもそれ以上のことをやって上回っていけば良い。そこで自分たちのサッカーをやれれば自信になる。対策されたからと言って今までと違うことをやったら勝てない」。となると、ポイントは「ボールを失わないサッカー」をどれだけ継続できるかにある。

 最大の懸念材料は、ケガ人が相次いでいることだ。小林悠が離脱したのを皮切りに、徳島戦では森島康仁レナトが負傷交代を余儀なくされた。FW陣の戦線離脱により、今週の紅白戦では大久保嘉人をワントップにした[4-2-3-1]や、安柄俊とのツートップによる[4-4-2]などいくつかの組み合わせを模索。中盤の顔ぶれも流動的で、レナトがつとめていた左サイドには山本真希、前日練習を欠場した大島僚太の代わりにはパウリーニョが出場する可能性も出て来た。「出る選手は変わるがやるサッカーを変えないことが大事」と山本。

まさに総力戦の様相を呈しているが、これで勝てればチームは本物だ。(いしかわごう)

■川崎予想スタメン
4-4-2
GK
21 西部洋平
DF
3 田中裕介
5 ジェシ
4 井川祐輔
15 谷口彰悟
MF
34 パウリーニョ
14 中村憲剛
19 森谷賢太郎
6 山本真希
FW
27 安柄俊
13 大久保嘉人

柏レイソル 懸念は相次ぐケガ人か…アタック陣の破壊力に期待

 第5節大宮戦、ナビスコカップの甲府戦と、終盤の失点で手痛いドローを喫するなど嫌な試合を続けていたが、前節のC大阪戦は内容の伴った形での勝利によって悪い流れを断ち切ることができた。これまでは、右サイドバックないしは右ウイングバックを本職とする選手をケガで欠く状態が続いていたところ、昨年10月の骨折からキム・チャンスが復帰し、攻守において右サイドに安定感をもたらしている。C大阪戦ではキム・チャンスは2得点に絡み、その存在感の大きさを改めて知らしめた。また、キム・チャンスが戻ったため高山薫が主戦場の左サイドへスライドし、負傷欠場した選手の代わりに入った茨田陽生田中順也が活躍して勝利に貢献できた点は確実にチームに勢いを与える。

 しかし手放しで喜べない部分もある。C大阪戦は2-0で危なげなく逃げ切るかと思いきや、過去2試合同様終盤にバタつき、1点を返されたことは反省材料として重く受け止めなければならない。それにC大阪戦では先述の通り茨田、田中が欠場選手たちの穴を埋めたが、いずれも軽傷にせよ故障者が徐々に出始めており、これ以上怪我人を出すと台所事情が切迫する可能性がある。その中でもキーマンとなるレアンドロ・ドミンゲスは今節も欠場が濃厚だ。

 工藤壮人、レアンドロ、田中の3人が並ぶアタック陣も破壊力は十分。 L・ドミンゲス抜きでも攻撃が機能するというところを、前節に続き見せることで柏の力を示したい。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
3-4-2-1
GK
21 菅野孝憲
DF
4 鈴木大輔
3 近藤直也
23 渡部博文
MF
8 ハン・グギョン
7 大谷秀和
27 キム・チャンス
13 高山薫
9 工藤壮人
18 田中順也
FW
11 レアンドロ

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