取材に応じた田嶋JFA名誉会長
AFC(アジアサッカー連盟)は21日から23日にかけて臨時総会を東京で開催。決議事項の採決や各国の意見交換などを行った。3日目となった23日、閉会後にFIFAカウンシルの一員で、JFAの名誉会長でもある田嶋幸三氏が取材に応じた。
3日目にはFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長も登壇。田嶋氏は「FIFA会長が日本に来て、こういった会議ができることは非常に良いことだと思いますし、何とか日本のプレゼンス(影響力)をどんどん上げてもらいたいと思っています」と、現在はFIFAカウンシルの一員として活動している中、JFA前会長としての経験も踏まえてコメント。
今回のAFC臨時総会では決議事項ではないため、実施の可否などは決まっていないが、情勢不安の中で2027年1月の開催が危ぶまれるAFCアジアカップサウジアラビア2027については、「今の状況がどうかということで、必ずしも(サウジアラビアの状況が)今良い方向に向かっている感じではないです。攻撃は続いていますし、犠牲になっている方もいらっしゃいます。インスペクション(視察)に日本からもいけない状況からすれば、1カ月あるので、それまでに良い方向に変わってくれればとは思っています」と、アジアカップの開催可否についての何らかの判断がされると見込まれる、タイで11月に開催されるAFC臨時理事会までに状況が好転することを望んだ。
一方で、「そこまでにサウジアラビアがどうなっているか、組織委員会と大会委員会で決めると思います」と、開催はしっかりと状況を見極めた上での判断が必要と強調。日本の外務省は22日、アジアカップの試合開催都市であるジッダ、リヤド、アル・コバールを含むサウジアラビアの南側広域を「渡航中止勧告」に当たるレベル3へと危険情報を引き上げた。
田嶋氏も「外務省やスポーツ庁とも話した上で決めなければいけないと思います。我々の会場などがどこかや、移動を伴う大会であること、いろいろなことを考慮した上で宮本(恒靖)会長以下、しっかりと議論し、決めてくれると思います。いろいろな情報を収集した上で協会としての判断はしなければいけなくなると思います。ただ、AFCなどとの判断と大きく変わる、違った方向になるとは思えません」と続け、大会延期の決定にも備えていく必要があると説いている。
By サッカーキング編集部
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