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ハリルが熊本で被災者と交流「1人ではない、私たちがついている」

2016.05.06

3月に行われたアフガニスタン戦で日本代表を指揮するハリルホジッチ監督 [写真]=Getty Images

 日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督と、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が5日、地震で被災した熊本県を訪問した。6日、JFA公式サイトが伝えている。

 ハリルホジッチ監督と田嶋会長は、まず始めにJFAアカデミー熊本宇城を訪問。その後は避難所となっているウイングまつばせ・宇城市総合体育館や、熊本県庁に足を運んだ。県庁内にある災害対策本部で、ハリルホジッチ監督は「自分のことを顧みず、県民のために働き続ける皆さんに敬意を表します」と激励のメッセージを送った。

 また、甲佐町アズエルスポーツパークに場所を移し、震災に遭った子供たちやロアッソ熊本の選手たちとともにボールを蹴り、交流も行った。そして最後に、益城町で活動する知的障がい者サッカーチームの練習会場に足を運び、被災者とサインや握手などのコミュニケーションを取り、熊本を後にした。

 訪問を終えたハリルホジッチ監督は「被災された皆さんには、『1人ではない、私たちがついている』ということを感じてほしいと強く思います。我々は被災された人々のことを絶対に忘れてはいけませんし、助けなくてはいけないという気持ちでいっぱいです。今回は小さな支援ですが、彼らが復興するまで続けたいと思います」と、今後も復興支援を続けていく意向を語った。

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