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W杯トロフィーが来日、11日に渋谷で一般公開…翌日には陸前高田でイベント

2014.04.10

日本に到着したワールドカップトロフィーを囲むカランブー氏(右3番目)や小倉名誉会長(右2番目)、中山氏(左4番目)ら [写真]=瀬藤尚美

 6月のブラジル・ワールドカップ開幕を控え、ワールドカップのトロフィーが10日、日本に来訪した。

 2013年9月にブラジルのリオデジャネイロからスタートした、コカ・コーラ社による「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ トロフィーツアー」によるもので、同ツアーは世界90カ国を8カ月かけて巡っている。日本はその89カ国目となり、東京・渋谷と岩手県の陸前高田市を巡る。

「コカ・コーラ FIFA ワールドカップ トロフィーツアー」の専用機でトロフィーが到着すると、そのままセレモニーが開催。式典にはFIFA(国際サッカー連盟)アンバサダーの元フランス代表MFクリスティアン・カランブー氏や元日本代表FW中山雅史氏、日本サッカー協会名誉会長の小倉純二氏、日本コカ・コーラ株式会社代表取締役社長のティム・ブレット氏、ザ コカ・コーラカンパニー グローバルフットボール マネジャーのブラッド・ロス氏、駐日ブラジル連邦共和国大使のアンドレ・アラーニャ・コヘーア・ド・ラーゴ氏が出席。

 フランス代表の一員として母国開催のW杯で優勝に貢献したカランブー氏は、「日本に来られたことを心から嬉しく思う。1998年大会から2014年大会の間、一貫して日本はW杯に参加している重要なメンバー。若者やスポーツマン、コミュニティを一緒にするこういった機会を大変貴重に思っている。若者に感銘を与えるイベントになってほしい」とコメントしている。

 同ツアーでは、11日(金)に東京・渋谷のヒカリエで一般公開イベントが開催。イベントではトロフィーと一緒に撮影できるフォトセッションが予定されている。撮影した画像はその場で印刷され、参加者にプレゼント。さらに、本大会の開幕戦の前に披露される旗の一部となれる“ハピネスフラッグ”のイベントも楽しむことができる。

 同12日(土)は、トロフィーが東北・陸前高田に移動。“東北トロフィープロジェクト”が開催され、プロジェクトの応援隊長を務める中山氏ら元Jリーガーを中心としたメンバーに、地元学生チームが挑むスペシャルマッチなど多くのイベントが予定されている。

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