決勝点を挙げたFW米谷壮史 [写真]=金田慎平
第102回全国高校サッカー選手権大会・決勝戦が行われ、2大会ぶり4度目の全国制覇を成し遂げた青森山田の主将DF山本虎と、FW米谷壮史が試合後インタビューに応じた。
試合は前半にMF福島健太が先制点を挙げると、一度は追いつかれたものの、FW米谷壮史が追加点。さらに、オウンゴールでリードを広げ、このまま3-1で勝利。2大会ぶり4度目の全国制覇、そして、高円宮杯U-18プレミアリーグとの2冠を達成した。
試合後、まずは主将として牽引したDF山本虎が“戦友”への思いを告白。左膝の大ケガにより、選手権のピッチに立つことが叶わなかったDF関口豪(3年生)のユニフォームを、自身のユニフォームの下に着用していた同選手は「豪が秋頃にケガをして、そこからずっと試合のときは着ていたので、豪の前で優勝することができて嬉しいです。(支えてくれた皆様)ありがとうございました」と語っている。
また、同試合の決勝点が今大会通算5得点目となり、大会得点ランキング1位タイに浮上したFW米谷壮史。全国制覇と、選手権得点王に繋がったゴールを振り返った同選手は「最高です。あれは自分だけのゴールではなくて、皆んなが繋いでくれた(205人の)部員全員のゴール。この仲間と出会えたことが、人生で一番幸せなことで宝物。一番幸せすぎて、一生忘れないです」と万感のコメントを述べている。
By サッカーキング編集部
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