北海と名古屋が対戦した [写真]=伊藤大允
第102回全国高校サッカー選手権大会2回戦が31日に行われ、北海(北海道)と名古屋(愛知)が対戦した。
19大会ぶりに初戦突破した北海と、初出場で2回戦進出を果たした名古屋が激突。ともにゴール前での集中を切らさずに引き締まった攻防が続くなか、前半終了間際に名古屋が先制点を取る。中盤でボールを奪った田中響貴が前方へ浮き球を送り、抜け出した原康介はペナルティエリア左に侵入してグラウンダーで折り返す。ゴール前で受けた小川怜起は飛び出してきた相手GKを冷静にかわし、無人のゴールへ流し込んだ。
1点リードで折り返した名古屋は、50分にリードを広げる。小川が高速ドリブルで右サイドを切り裂き、グラウンダークロスを供給。ゴール前で受けた原は、相手GKが飛び出してきたこともあり、左を併走していた仲井蓮人へのラストパスを選択。仲井は相手に寄せられながらも落ち着いてゴールネットを揺らした。
その後は北海が攻勢を強めたものの、GK小林航大の好セーブも光った名古屋が耐える。そして試合終了間際、原が北海にトドメを刺す3点目を挙げ、名古屋が3回戦に駒を進めた。3回戦は2024年1月2日に行われ、岡山学芸館(岡山)vs尚志(福島)の勝者と対戦する。
【得点者】
0-1 39分 小川怜起(名古屋)
0-2 50分 仲井蓮人(名古屋)
0-3 80+2分 原康介(名古屋)
By サッカーキング編集部
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