2018.12.26

<都市大塩尻>小学校から磨いた“阿吽の呼吸” 狙うは長野県初のファイナル【選手権出場校紹介】

小学校からコンビネーションを磨いてきた金子(左)と清水 [写真]=吉田太郎
育成年代を中心に取材活動を展開。

 都市大塩尻には阿吽の呼吸でチャンスを作り出すコンビがいる。それはMF清水夢希主将(3年)と10番MF金子恭介(3年)の2人だ。松商学園との長野県予選準決勝では、1点を追う後半2分に金子の右CKから清水が同点ヘッド。そして22分にはカウンターから清水が左サイドを一気に駆け上がり、そのラストパスを金子が1タッチでゴールに押し込んで決勝点を挙げた。

 2人は長野パルセイロU-15出身。小学生時代からトレセン活動でともにプレーしていたという清水と金子は、ポゼッションスタイルの都市大塩尻の攻撃を組み立てる部分でも、「今年のチームの特長」(高橋裕之監督)であるカウンターの仕上げ役としてもチームにとって欠かせない存在だ。

 清水は金子について「小学校のちょっとと中高とずっと一緒なので、見なくても分かる。(準決勝、2人で決めた2得点は)そういうところも良かったです」と語り、金子は清水について「兄弟と言えるほど凄い信頼しています。凄い好きですし、厳しいこと言ってくれるし、日本で一番上手いと思っている。パス、守備、コーチング全てできて、初めて『勝てない』と思って認めた選手です」と絶賛する。

 清水は長短のパスを武器とするほか、苦しい時間帯に、気持ちを全面に出して身体を張ったプレーをすることもできるリーダー。一方で金子は左サイドでボールを落ち着かせつつ、個で局面を破るドリブルにも注目のアタッカーだ。彼ら2人に加え、超攻撃的右SBの二木七翼(3年)や左SB宮川遥貴(3年)も長野U-15出身でチームの主軸。GK伊藤爽真(3年)、CB田島海都(3年)らの我慢強い守備なども力に全国での勝利を目指す。

 清水は全国大会へ向けて「勝てるように、謙虚に努力したい」と語り、金子は「去年、上西がベスト4行っているので、それを越せるようにやっていきたい」と誓う。目標は前回大会で上田西が成し遂げた4強超えだ。昨年は県予選準々決勝で上田西に敗れ、彼らの長野県勢初となる全国準決勝進出を悔しい思いを持って見つめていた選手たち。今回、県決勝でその上田西を破って全国出場を決めた都市大塩尻がチーム、長野の高校サッカーの歴史に新たな1ページを刻む。

取材・文=吉田太郎

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