2018.12.21

<瀬戸内>初出場でも地力十分 主将・佐々木、安部裕葵を継ぐ背番号10がタクト【選手権出場校紹介】

瀬戸内MF佐々木 [写真]=吉田太郎
育成年代を中心に取材活動を展開。

 瀬戸内は初出場校だが、優勝候補やプレミアリーグ勢が他のブロックに入る組み合わせに“恵まれた”こともあり、ダークホースになりうる可能性を持つ好チームだ。広島県予選決勝で同大会5連覇中だった広島皆実を延長戦の末に撃破。過去7回決勝で敗れていた宿敵を下し、ついに選手権初出場を果たした。

 球離れ良く相手DF間にグラウンダーのパスを通しながら、サイドチェンジを交えて攻めるサッカーが特長的。左SB篤快青(2年)の高精度の左足キック、右SB松崎聖人(2年)の攻撃参加などの武器がある。そして、アンカーの位置での落ち着いた攻守光るMF田辺利樹(2年)と予選決勝で先制点を挙げた技巧派MF吉田寛太(3年)、そして10番を背負うMF佐々木達也主将(3年)の2シャドーのトライアングルがチームの生命線だ。

 中でも佐々木は基本的に4-3-3システムを敷くチームの戦術上のキーマン。キープ力が高く、ボールを確実に収めることで周囲の攻め上がりを可能にしている。16年の国体少年男子の部では、サンフレッチェ広島トップチームへの昇格を決めたMF松本大弥やMF東俊希(ともに広島ユース)らとともに広島県選抜の日本一に貢献。準々決勝の新潟県戦では交代出場で2ゴールを挙げるなど“スーパーサブ”として全国舞台で輝いた。

今年の選手宣誓も務める佐々木主将 [写真]=野口岳彦

「そこが自信になっているから今がある」という佐々木は、相手DFに寄せられる前に判断良くパスを繋ぎ、動き出し良くペナルティーエリアへ潜り込む巧さも。そして、力強いドリブル突破、シュートも繰り出す。

 2年前は、今年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞したMF安部裕葵(鹿島アントラーズ)が10番を背負い、インターハイでベスト8進出。そのチームでも成し遂げることができなかった選手権初出場を、安部の後継者・佐々木はリーダーとして勝ち取ることに成功した。

 選手権の開会式では選手宣誓の大役も担う。瀬戸内では、2018年春のセンバツ高校野球で選手宣誓を務めた野球部の新保利於さんに続く全国大会での選手宣誓だ。選手宣誓文に入れる言葉として「感謝ですね。応援してくれる人が多いので」という佐々木は、大役を全力でやり切り、気持ちよく試合を迎えてチームを白星へと導く。

取材・文=吉田太郎

【選手権出場校紹介】のバックナンバー

サイト人気記事ランキング

Jリーグ順位表

横浜FM
70pt
FC東京
64pt
鹿島アントラーズ
63pt
Jリーグ順位をもっと見る
柏レイソル
84pt
横浜FC
79pt
大宮
75pt
Jリーグ順位をもっと見る
北九州
66pt
群馬
60pt
藤枝
60pt
Jリーグ順位をもっと見る

日本人気記事ランキング