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暫定首位の湘南、勝負強さを見せて勝利「フットサルに没頭している」/F1リーグ 第9節

©F.LEAGUE

 10月16日、17日の2日間、Fリーグ ディビジョン1第9節の4試合が行われた。

 暫定首位の湘南ベルマーレは、ホームにバサジィ大分を迎えた。およそ3カ月ぶりのホームゲームで勢いに乗る湘南は4分、高い位置でプレスをかけるとFPロドリゴの足に当たったボールがゴールネットを揺らす。思わぬ形で得た先制点に勢いを得ると、そのわずか20秒後にはFP本田真琉虎洲のアシストからFP萩原真夏がFリーグ初ゴールを決め、一気に2点をリードした。対する大分も湘南を上回るシュート数で湘南ゴールを脅かすが、GKフィウーザの好セーブに阻まれ決めきることができずに2-0で第1ピリオドを折り返した。

 第2ピリオドでも積極的にゴールを狙う大分は26分、キャプテンのFP吉田圭吾が前プレからシュートを放つ。GKフィウーザにはじかれこぼれたボールをFP仁部屋和弘がゴール前に送り、FP山田凱斗が詰めて1点を返した。その後は拮抗した展開がつづき、1点を追う大分はFP仁部屋がGKシャツを着用しパワープレーを仕掛ける。しかし、集中した守備を見せる湘南は残り30秒でFP鍛代元気がパワープレー返しを決めると、残り1秒でFP浦上浩生がダメ押しの追加点を挙げ試合終了。4-1で湘南が勝利し、暫定首位をキープしている。

 全員で攻撃に転じるパワープレーのリスク面が大きく出た形の大分の伊藤雅範監督は試合後、「相手が素晴らしかった。おめでとうございます。それだけです」と言葉少なに語った。

 湘南は奥村敬人前監督の健康上の理由により、第4節からの4試合で伊久間洋輔現監督が監督代行として指揮を執った。中断期間中の8月末には伊久間監督の就任が発表され、10月8日の再開初戦からは監督として采配を振るっている。代行期間も含めた6試合の成績は5勝1分と好調だ。湘南は下部組織の育成にも定評があり、若手の起用にも積極的な姿勢を見せているが、伊久間監督は若手へのアプローチに対し「ひとりの選手として見ています。ロドリゴ選手のように個人の特徴や何をするべきかを理解しているベテランの選手もいますが、試合に出るからには年齢は関係ありません。当然アドバイスはしますが、彼らもいい見本であるベテラン勢を見て、意識が高まっているのではないかと捉えています」と話す。

 キャプテンの上原拓也は監督交代や長い中断期間を経ても好調をキープしている要因について、「奥村前監督が掲げていた『転んでも何度でも起き上がり戦う集団』というコンセプトを伊久間監督も毎週伝えてくれているので、チームに共通認識として浸透し、それを全うしていることがあると思います。個人やセット間にそれぞれ課題はありますが、今季は特に各自が自立してフットサルに没頭している選手が増えていることが好調の要因だと捉えています。まだベテランに頼ってしまう選手もいるので、試合に出て経験を積むことでさらに自立し、個人のレベルを上げてくれることを期待しています。第3節の(大敗した)名古屋オーシャンズ戦の後、監督の不在も重なり不安もありましたが、伊久間監督が代行を務めた際のマネジメントや声掛けに選手たちもいい意味で割り切って順応しようとしている姿が見られたので、これなら大丈夫だ、と感じました。これから試合がつづく中で、いい時も悪い時もあると思いますが、悪くなった時に何ができるかをしっかり考えながら取り組んでいきたいと思います」と語った。

 第9節のY.S.C.C.横浜vs立川・府中アスレティックFCは、12月23日に日程が変更されている。ペスカドーラ町田vs名古屋オーシャンズは、フットサル日本代表に名古屋の7選手が招集された影響により延期となっており、日程が決まり次第発表される予定だ。

 各試合の結果は以下のとおり

▼Fリーグ2021-2022 ディビジョン1 第9節 結果
湘南ベルマーレ 4-1 バサジィ大分
バルドラール浦安 6-2 ボアルース長野
シュライカー大阪 1-2 フウガドールすみだ
エスポラーダ北海道 0-3 ボルクバレット北九州

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