川﨑Fに敗れたアル・ナスル [写真]=Getty Images
アル・ナスルを率いるステファノ・ピオリ監督が、川崎フロンターレ戦を振り返った。4月30日、大手メディア『ESPN』が伝えている。
AFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）準決勝が4月30日に行われ、クリスティアーノ・ロナウドやサディオ・マネらを擁するアル・ナスルと川崎フロンターレが対戦。10分に伊藤達哉が先制点を奪うと、28分にマネが同点弾を挙げた。
それでも、41分に大関友翔が勝ち越しゴールを決めたほか、76分には家長昭博が追加点を挙げると、87分にアイマン・ヤヒヤが1点を返したが、このまま試合は終了し、3－2で勝利した川崎Fが初の決勝進出を果たした。
一方、初の決勝進出を逃したアル・ナスルは、C・ロナウドにとっても2023年1月の加入以降、同クラブでの初の主要タイトル獲得のチャンスを逃すことになった。
試合後、ピオリ監督は「私たちは多くのミスを犯し、それが敗因になってしまった。準決勝で敗れることは非常に辛いことだ」と悔しさを口にしながら、川崎Fのパフォーマンスが良かったことも明かした。
「対戦相手（川崎F）には驚かされた。彼らは非常に高いレベルでプレーしていた。問題は私たちの規律が欠けていたことだ。多くのミスを犯し、本来の力を発揮することができなかった」
「戦術に対する批判は理解している。このレベルのチームであれば、相手のスタイルはわかっていたけど、練習してきた戦術やスタイルをうまく適用することができなかった。同じスタイルでプレーし、前の試合からは何も変えなかった。これが現実だ。チーム、選手、監督、そしてアル・ナスルのファン、誰にとっても難しい状況だ」
By サッカーキング編集部
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