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【ACL準決勝第2戦プレビュー】「すべての力を結集させて」G大阪が広州恒大を迎え撃つ

第1戦を1-2で落としたものの貴重なアウェイゴールを奪ったG大阪[写真]=GAMBA OSAKA

 ガンバ大阪が2008年以来、7年ぶりに進出したAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)準決勝の舞台。その08年はクラブ史上初のACL王者に輝いたが、以来、G大阪はもとより、他のJクラブも頂点には立っていない。その理由は様々だが、間違いなく言えるのは、各国のリーグ、クラブのクオリティーやACLそのものの重要度、注目度の高まりにともなって、回を重ねるごとに大会のレベルが上がっていることが挙げられる。

 もっとも、それは今回を含めてJクラブでは最多の7度目の出場を数えるG大阪自身が肌身で感じてきたこと。事実、出場した過去6回のうち、G大阪は08年に初優勝を実現して以来、09、10、11年は3年続けてラウンド16の壁を乗り越えられず敗退。12年は初参戦の06年以来、2度目のグループステージ敗退を味わっている。

 だが、今回は違う。『三冠王者』として臨んだ3年ぶりのACLで、グループ首位でノックアウトステージ進出を果たすと、『鬼門』とされていたラウンド16の対FCソウル戦の第1戦を3-1、第2戦を3-2とホーム、アウェイ戦ともに勝利しベスト8に進出。続く準々決勝の全北現代戦では、アウェイでの第1戦を0-0、ホームでの第2戦を3-2で勝ち切り、Jクラブとしては唯一の準決勝進出を決めた。

 そうして迎えた準決勝第1戦アウェイでの広州恒大戦。巨額の資金力を武器に国内リーグを4連覇中の最強クラブを相手に先制ゴールを奪ったG大阪だったが、前半のうちに広州にゴールを許し1-1に。後半も48,946人を集めた熱狂的なホームサポーターの後押しを受けた広州に追加点を奪われ、1-2で敗れた。

だが、ホーム&アウェイの戦いにおいて『アウェイゴール』を奪えた事実は、10月21日に万博記念競技場で行われる第2戦のホーム戦に向けて大きなアドバンテージになったと言える。それは先日、G大阪が決勝進出を決めたヤマザキナビスコカップ準決勝の戦いを見れば然りだ。アルビレックス新潟と対戦したG大阪は、アウェイでの初戦を1-2と落としたものの、勝負を決めるホーム戦を2-0で勝ち切り、2戦合計3-2で決勝進出を決めている。結果的に、この第2戦は終了間際に藤春廣輝のゴールが決まり2-0としたが、仮に1-0で終えていても、合計スコアは2-2ながらアウェイゴール「1」を奪ったG大阪の勝利だった。

 それと同じで広州恒大戦もアウェイゴールを奪って折り返したからこそ、第2戦を1-0で勝ち切ることができれば、G大阪が決勝進出を決められるが、そこは前線にFWリカルド・グラル、FWエウケソン、MFパウリーニョはじめとするスペシャルな顔ぶれを揃える広州だけに一筋縄ではいかないはず。

 加えて、第1戦の戦いで明らかになったように、この準決勝では「1ゴール差につき500万元(約9400万円)のボーナス」がチームに支給されると聞く。そのことも手伝って、相手は第2戦も必死になってゴールを奪いにくるだろう。となれば、無失点で凌ぎ切るのは決して容易ではないし、彼らに対し受け身の戦いになるのは得策とは言えないが、いずれにせよ第1戦とは違い『ホーム』という後押しが受けられるのは大きな強み。さらに、第1戦はベンチに入れなかった長谷川健太監督や、出場停止だった日本代表DF丹羽大輝が戦列に戻ってくるのもプラス材料だと言える。そして何より、G大阪がチームはもちろん、クラブを挙げて決勝進出に並々ならぬ決意で臨んでいることも。

 その勝負の準決勝第2戦は10月21日。G大阪はすべての力を結集させて『決勝』への切符を獲りに行く。

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