2015.02.01

Fリーグ2014/2015第31節名古屋セントラル……2試合を残して名古屋のプレーオフ1位通過が確定

森岡薫(左)の今季30点目のゴールも決まり、リーグ戦1位が確定した名古屋 [写真]=本田好伸

 1日、Fリーグ2014/2015 powered by inゼリーの名古屋セントラル3日目が行われた。名古屋オーシャンズがヴォスクオーレ仙台に勝利し、2試合を残してのリーグ戦1位が確定するとともに、プレーオフ1位通過を決めた。

 名古屋にとって1位での通過は至上命題。本来であれば1月30日のエスポラーダ北海道戦で決めるはずだったが、相手の思わぬ反撃に阻まれ、12試合ぶりの黒星でリーグ戦1位確定は先送りになっていた。そして改めて、勝利すれば1位が決まるというこの日の仙台戦に臨んだが、またしても思うような試合ができずに苦戦を強いられた。

 先制したのは名古屋。3分に左サイドの森岡薫にパスが渡ると、中央への折り返しを走り込んだ星龍太がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。しかしその27秒後、カウンターから中央を持ち上がった仙台の佐々木諒がGKとの一対一を決めて同点に追い付くと、そのまた29秒後、中央の吉川智貴のシュートを右ポスト際でラファエル・サカイがコースを変え、名古屋が再びリードを奪った。

 続けざまにスコアが動いた試合は、そこから激しいせめぎ合いを見せていく。名古屋が主導権を握りながらも、「DFがうまく機能した」(比嘉リカルド監督)仙台も集中した守備でゴールを許さず、逆にカウンターからチャンスを作り出していた。仙台は今シーズンのスタートから貫いてきた堅守速攻のスタイルを武器に、名古屋を相手に存在感を示していた。

 後半も1点を争う緊迫した展開が続いていく。名古屋が攻め込みながらも、仙台はGKクロモトを中心に守り抜き、攻撃でもクロモトが相手陣内までドリブルで攻め上がって相手を揺さぶっていた。試合時間が1分を切ったところで、仙台は立て続けに決定機を生み出したものの、名古屋の若手GK矢澤大夢も安定したパフォーマンスで防いでいた。

 そして残り2秒、ゴール前の競り合いを制した森岡がGKをかわしてシュートを流し込み、自身の今シーズン30得点目となるゴールで試合に終止符を打った。名古屋セントラルの3日間で最多となる1979人の観客の前で好ゲームを披露し、終わってみれば順当にリーグ戦1位を決めた名古屋に慢心はなく、7連覇中の王者はただ「(優勝を決める)プレーオフファイナルが大事なので、そこに向けて良い準備をしていく」(吉川)と気を引き締めた。

 2節を消化したセントラル開催を終え、プレーオフ進出権は5位シュライカー大阪と6位府中アスレティックFCが争う1枠となった。わずかな可能性を信じて戦う府中はこの日、バルドラール浦安との対決を3-8で落とし、大阪との勝ち点は6差のまま。「2連勝して大阪も2連敗で手にすることができる、奇跡のプレーオフ進出を信じて戦う」(谷本俊介監督)と手痛い敗戦後にも前を向いた。

 なおリーグ戦は2月15日の最終節で終了。2位対5位、3位対4位のプレーオフファーストラウンドは20日、勝者同士のプレーオフセカンドラウンドは21日に東京の墨田区総合体育館で行われる。その勝者が、28日に1位名古屋とのファイナルラウンドを戦い、シーズン優勝チームが決定する(名古屋には1勝のアドバンテージが付与され、2勝チームが優勝となる)。

Fリーグ2014/2015 powered by inゼリー 第31節
開催日:2015年2月1日
会場:テバオーシャンアリーナ/愛知県

[試合結果]
9:30 バルドラール浦安 8-3 府中アスレティックFC
11:30 アグレミーナ浜松 6-3 デウソン神戸
13:30 ペスカドーラ町田 0-5 フウガドールすみだ
16:30 名古屋オーシャンズ 3-1 ヴォスクオーレ仙台
18:30 バサジィ大分 3-0 湘南ベルマーレ

写真・文◆本田好伸

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