負傷明けの今季、サウロ・ミネイロはなかなか先発のチャンスを掴めず [写真]＝清原茂樹
横浜FCは2日、同クラブに所属しているFWサウロ・ミネイロがブラジルのセアラーへ完全移籍することを発表した。
サウロ・ミネイロは1997年6月17日生まれの現在26歳。母国ブラジルでプロキャリアをスタートさせると、ウベルランジアやセアラーなど複数のクラブを渡り歩き、2021年7月に横浜FCへ完全移籍加入した。初年度はシーズン途中の加入ながらも明治安田生命J1リーグ11試合の出場で4ゴールをマーク。翌シーズンは明治安田生命J2リーグ19試合に出場して4ゴールを挙げていたものの、シーズン途中の10月に右アキレス腱を断裂。シーズン終盤戦は離脱を強いられた。復帰は今季開幕後となり、4月19日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節の名古屋グランパス戦で久々の公式戦に出場。以降は途中出場が多かったものの、明治安田生命J1リーグ9試合のピッチに立っていた。
完全移籍での退団に際し、サウロ・ミネイロは横浜FCのクラブ公式HPを通してコメントを発表。クラブに対する感謝の言葉を綴った。
「横浜FCで過ごした2年間本当にありがとうございました。私と私の家族のことを受け入れてくれて、本当に感謝しています。一緒に過ごしたこの2年間はとても幸せな時間でした。遠くに離れていても、いつも横浜FCを応援しています。横浜FCの今後の活躍を願っています。幸運を！！」
サウロ・ミネイロの新天地となるセアラーは2022シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA（ブラジル全国選手権1部）を17位で終え、6シーズンぶりとなる降格が決定。今季はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB（ブラジル全国選手権2部）第20節を終えた段階で8勝5分7敗の成績で勝ち点「29」を獲得し、現在10位につけている。
By サッカーキング編集部
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