2015.09.13

ドログバとジェラードが初対決…MLSに在籍する有名選手を一挙紹介

ドログバ ジェラード
MLSで初めての対戦を迎えたドログバ(左)とジェラード [写真]=Getty Images

 MLS(メジャーリーグサッカー)のレギュラーシーズンが12日に各地で行われ、ロサンゼルスのスタブハブ・センターではロサンゼルス・ギャラクシーとモントリオール・インパクトが対戦した。

 今シーズンからLAギャラクシーに入団した元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードと、同じく今シーズンからモントリオール・インパクトに加入した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ。この日はプレミアリーグでしのぎを削ってきたライバルであり、盟友でもある二人の対決に注目が集まった。

 ジェラードは得意のロングパスで幾度となくチャンスを生み出し、ドログバはフィジカルを生かしたドリブル突破や強烈なシュートで観衆を沸かせたが、両チームとも決定力を欠き、試合は0-0のスコアレスドローに終わった。それでもロサンゼルスにつめかけたファンは一流の選手たちのプレーを堪能したようで、会場は終始大歓声に包まれていた。

 こうして、現在までつながるスター選手たちのアメリカ進出のパイオニアとなったのは、言うまでもなく元イングランド代表のデイヴィッド・ベッカム氏だ。MLSでは現在もサラリーキャップ制を導入しているが、サラリーキャップの範囲を超えることができる特別指定選手制度(DP)が設けられていて、各クラブ最大2名、トレード次第で3名までをチームに加えることができる。2007年に設けられたこの制度により、ベッカム氏や元フランス代表のティエリ・アンリ氏らがアメリカでプレーすることを選んだといえるだろう。

 今シーズンのMLSはジェラードとドログバの2人に加え、イタリア代表MFアンドレア・ピルロ、元イングランド代表MFフランク・ランパードら多くのスター選手が加わり、アメリカ中が更なる盛り上がりを見せている。そこで、改めて各クラブに所属する主な著名な選手たちを紹介したい。

 LAギャラクシーでジェラードのチームメートとなったのは、トッテナムやリヴァプールなどでプレーしたアイルランド代表FWロビー・キーン。2014年にはMLS最優秀選手賞を獲得するなど、得点能力は錆びついていない。更に今年からは元バルセロナのメキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントスが加わっており、ネームバリューではリーグトップクラスのクラブとなった。

 カナダのモントリオールに本拠地を置くモントリオール・インパクトには、ドログバ以外にもサン・ロレンソやインデペンディエンテなどでプレーしたアルゼンチン人MFイグナシオ・ピアッティや、アテネ・オリンピックのイタリア代表でフィオレンティーナやミランなどでプレーしたMFマルコ・ドナデル、アストン・ヴィラでプレーしたMFナイジェル・レオ・コーカーなどが所属している。

 MLS1年目のシーズンを過ごすニューヨーク・シティFCには、すでに紹介したピルロやランパードの他にバレンシアやバルセロナで活躍した元スペイン代表FWダビド・ビジャが所属。また2014-15シーズンをもってアスレティック・ビルバオを退団した元同国代表DFアンドニ・イラオラや、アメリカ代表MFミックス・ディスケルドらが在籍している。

 その他、有名なところではオーランド・シティのブラジル代表MFカカ、トロントFCのイタリア代表FWセバスティアン・ジョヴィンコなど、現役で代表チームに選ばれている選手もいる。

 一部ではMLSを“年金リーグ”などと揶揄する声もあるが、こうしたピークを過ぎていない選手たちがコンスタントに代表チームに選ばれることになれば、MLSの持つリーグとしての価値が更に一つ高いレベルに到達する。最終目標になるまでの道のりはまだまだ遠いが、現在は選手たちのなかで一つの選択肢として認められつつあり、これからも新たなスターが加わるという流れが生まれているようだ。

 MLS各クラブに在籍する主な著名選手たちは以下のとおり(カッコ内は国籍または代表歴)。

▼イースタン・カンファレンス

■ニューヨーク・レッドブルズ
ブラッドリー・ライト・フィリップス(イングランド)、ショーン・ライト・フィリップス(元イングランド代表)、チャーリー・デイヴィス(元アメリカ代表)

■D.C. ユナイテッド
エディ・ジョンソン(アメリカ代表)、アルバロ・サボリオ(コスタリカ代表)

■シカゴ・ファイアー
デイヴィッド・アッカム(ガーナ代表)、ジウベルト(ブラジル)、ラズバン・コチシュ(ルーマニア代表)、ショーン・マロニー(スコットランド代表)

■ニューイングランド・レボリューション
ジャーメイン・ジョーンズ(アメリカ代表)、小林大悟(元日本代表)

■コロンバス・クルー
フェデリコ・イグアイン(アルゼンチン)、エマヌエル・ポガテッツ(オーストリア代表)、ジャスティン・ミーラム(イラク代表)

■トロントFC
セバスティアン・ジョヴィンコ(イタリア代表)、マイケル・ブラッドリー(アメリカ代表)、ジョジー・アルティドール(アメリカ代表)、ブノワ・シェイルー(フランス)

■フィラデルフィア・ユニオン
トランクイロ・バルネッタ(スイス代表)、モーリス・エドゥー(アメリカ代表)、クリスティアン・マイダナ(アルゼンチン)

■モントリオール・インパクト
ディディエ・ドログバ(元コートジボワール代表)、イグナシオ・ピアッティ(アルゼンチン)、ナイジェル・レオ・コーカー(イングランド)、マルコ・ドナデル(イタリア)、ローラン・シモン(元ベルギー代表)

■ニューヨーク・シティFC
ダビド・ビジャ(元スペイン代表)、アンドレア・ピルロ(イタリア代表)、フランク・ランパード(元イングランド代表)、アンドニ・イラオラ(元スペイン代表)、ミックス・ディスケルド(アメリカ代表)

■オーランド・シティSC
カカ(ブラジル代表)、ケヴィン・モリーノ(トリニダード・トバゴ代表)

▼ウェスタン・カンファレンス

■ロサンゼルス・ギャラクシー
ロビー・キーン(アイルランド代表)、スティーヴン・ジェラード(元イングランド代表)、ジオバニ・ドス・サントス(メキシコ代表)、ミカ・ヴァイリネン(フィンランド代表)、ドノヴァン・リケッツ(ジャマイカ代表)

■FCダラス
ファビアン・カスティージョ(コロンビア代表)、エセキエル・シリグリアーノ(アルゼンチン)

■コロラド・ラピッズ
ケヴィン・ドイル(アイルランド代表)、マイノル・フィゲロア(ホンジュラス代表)、ビセンテ・サンチェス(元ウルグアイ代表)、ショーン・セントレジャー(元アイルランド代表)

■スポルティング・カンザスシティ
グレアム・ズシ(アメリカ代表)、マット・ビーズラー(アメリカ代表)、ベニー・ファイルハーバー(アメリカ代表)、ロジェル・エスピノサ(ホンジュラス代表)

■レアル・ソルトレイク
カイル・ベッカーマン(アメリカ代表)、フアン・マヌエル・マルティネス(元アルゼンチン代表)

■サンノゼ・アースクエイクス
イノセント・エメガラ(スイス代表)、クリス・ウォンドロウスキ(アメリカ代表)、ビクトル・ベルナルデス(ホンジュラス代表)

■ヒューストン・ダイナモ
ダマルカス・ビーズリー(アメリカ代表)、ブラッド・デイヴィス(アメリカ代表)、エリック・トーレス(メキシコ代表)、ジャーメイン・テイラー(ジャマイカ代表)

■シアトル・サウンダーズFC
クリント・デンプシー(アメリカ代表)、オバフェミ・マルティンス(元ナイジェリア代表)、ネルソン・バルデス(パラグアイ代表)、アンドレアス・イヴァンシッツ(オーストリア代表)、ゴンサロ・ピネダ(元メキシコ代表)

■バンクーバー・ホワイトキャップス
ダレン・マトックス(ジャマイカ代表)、マウロ・ロサレス(元アルゼンチン代表)、スティーヴン・メヘルダッド・ベイタシュール(イラン代表)

■ポートランド・ティンバーズ
アダム・クワラシー(ガーナ代表)、リアム・リッジウェル(イングランド)、ディエゴ・エルナン・バレリ(アルゼンチン)

欧州順位ランキング

マンチェスターC
18pt
トットナム
14pt
アーセナル
13pt
欧州順位をもっと見る
Bミュンヘン
15pt
ドルトムント
12pt
ケルン
11pt
欧州順位をもっと見る
Rマドリード
14pt
バルセロナ
13pt
Aマドリード
12pt
欧州順位をもっと見る
ユベントス
15pt
ナポリ
14pt
インテルミラノ
11pt
欧州順位をもっと見る