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バイエルンDFラーム、現役引退を表明「今季までは続けるが、それ以上はない」

2017.02.08

今シーズン限りでの現役引退を示唆したバイエルンDFラーム [写真]=Bongarts/Getty Images

 バイエルンに所属する元ドイツ代表DFフィリップ・ラームが、今シーズン限りでの現役引退を明言した。8日、同クラブ公式サイトや大手メディア『BBC』がコメントを伝えている。

 バイエルンは7日、DFBポカール3回戦でヴォルフスブルクと対戦。17分にブラジル代表MFドウグラス・コスタのゴールで先制すると、その1点を守りきって勝利を収めた。同試合にフル出場したラームは、試合後に今シーズン限りで現役を引退する意向を口にした。

「僕は今シーズン限りでプレーすることを終える。今シーズン終了まではリーダーシップを持ち続け、日々のトレーニングでベストを尽くす。今シーズンまでは続けるが、それ以上はないね」

 また、引退については「ここ何年か考え続けていた」と明言。「日々、毎週毎週、自分自身に『どうなんだ?』と問いかけ続けていた。どのように感じているかをね」と続け、長期に渡って考えて出した答えだと強調した。

 一方で、今後については「話し合いをしたよ。最終的に、バイエルンで新しい役職に就くタイミングではないと判断したんだ」と、バイエルンの幹部に就任することはないと明言した。

 現在33歳のラームはバイエルンの下部組織出身で2002年11月13日にトップチームデビュー。シュトゥットガルトでプレーした2003年夏から2005年夏の2年間以外はバイエルンでプレーし続けてきた。今月4日のシャルケ戦ではバイエルンでの公式戦500試合出場を達成。ブンデスリーガを8度優勝するなど、数々のタイトルをもたらしてきた。

 また、ラームはドイツ代表としても活躍。2004年にデビューし、2014年7月に行われたブラジル・ワールドカップ決勝のアルゼンチン戦で113試合目の国際試合出場を記録。2010年の南アフリカ・ワールドカップ以降は同代表のキャプテンも務めてきたが、ブラジル・ワールドカップでの優勝を最後に代表を引退していた。

By サッカーキング編集部

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