ホッフェンハイム戦で6試合連続の先発出場を果たした香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第6節が23日に行われ、開幕6連勝を狙った日本代表MF香川真司の所属する首位ドルトムントは、ホッフェンハイムと1-1の引き分けに終わり、公式戦の連勝も11でストップした。
香川はトップ下で先発し、フル出場を果たしたが、1ゴール1アシストと大暴れした前節レヴァークーゼン戦のようなパフォーマンスはできず。
その前節では、香川に対してチーム単独最高となる「1.5」を与えて絶賛していた地元紙『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』も、「4.5」の低評価となり、「レヴァークーゼン戦で見せた香川祭りに比べると明らかに劣るパフォーマンスで、危険なエリアに顔を出すこともまれだった」と落胆を感じさせる寸評をつけた。(ドイツメディアの採点は最高1点、最低6点)
さらに、「枠を大きく外れた68分のシュートは、香川がGK(オリヴァー)バウマンに冷や汗をかかせた最初で最後のシーンだった」と、勝ち越しを狙う68分に放ったシュートがこの試合唯一の見せ場だったとした。
『Ruhr Nachrichten』紙も、「4」の低い採点となり、「ボールロスに、味方に届かないパス。前半はそれ以外では不思議なほど目立たなかった」と、前半はミスでしか目立つことがなかった点を指摘。
「ハーフタイム前のピエール・エメリク・オーバメヤンとのパス交換から、ようやく上手く試合に絡めるようになった。68分のシュートは、チャンスをみすみす逃してしまった」と、徐々にギアを上げたものの、シュートの精度が低く、勝ち越しのチャンスを生かせなかったとした。
なお、この試合でドイツ代表MFマルコ・ロイスが復帰したが、各紙からチーム最低点となる「5」の厳しい評価を受けている。
ドルトムントは、仕切り直しとなる27日のリーグ戦第7節で、昇格組のダルムシュタットとホームで対戦する。