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岡崎が終了間際に同点弾をアシスト…マインツ、引き分けに持ち込む

2014.11.23

同点弾を決めたベル(左)とアシストした岡崎(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ブンデスリーガ第12節が行われ、日本代表FW岡崎慎司が所属するマインツは、ホームでフライブルクと対戦した。岡崎は先発メンバーに名を連ねた。

 リーグ戦3試合勝ち無しのマインツは、パク・チュホがけがから復帰し、開幕戦以来の先発出場となった。一方連勝中のフライブルクは、前節から先発メンバー3人を入れ替えて試合に臨んだ。

 試合は、ホームのマインツが徐々にペースを掴み始める。9分、クリアボールを拾ったフニオール・ディアスがシュートを放つが、ボールは落ち切らず枠の上。直後の10分、岡崎に最初のチャンスが訪れたが、シュートは右に外れた。

 すると27分、マインツはペナルティエリア右側でフリーキックを獲得する。ヨハネス・ガイスがクロスをあげると、ディアスが右足で合わせてマインツが先制する。さらに28分、コーナーキックから再びディアスが合わせたが、これはわずかに枠を外れる。

 ここまでほとんどチャンスがなかったフライブルクだが、ワンチャンスをものにする。30分、右サイドでボールを受けたアドミル・メーメディのクロスを、ジョナタン・シュミッドが頭で合わせ、1-1の同点に追いつき前半を折り返す。

 後半に入ってもマインツが攻勢に出るが、決定機まで持ち込むことができない。すると58分、フライブルクはCKのチャンスを得ると、シュミッドのクロスをメーメディがヘディングで叩き込み、フライブルクが勝ち越しに成功する。

 69分、岡崎が競り合いで頭部を負傷したが、なんとか戦線に復帰する。続いて76分、右からのクロスに岡崎が合わせたが、シュートは枠を捉えきれなかった。81分、右からのFKを再び岡崎がシュートするも、ディフェンスに防がれてしまう。

 敗色濃厚となっていたマインツだが、ホームで意地を見せる。88分、CKのこぼれ球からクロスが上がる。ボールは岡崎に渡ると、ラインを割るすれすれから上げたボールがクロスバーをかすめ、シュテファン・ベルが押し込み同点に追いつく。

 このまま試合は終了し、マインツがなんとか引き分けに持ち込んだ。なお、岡崎はフル出場している。

【スコア】
マインツ 2-2 フライブルク

【得点者】
1-0 27分 フニオール・ディアス(マインツ
1-1 30分 ジョナタン・シュミッド(フライブルク
1-2 58分 アドミル・メーメディ(フライブルク
2-2 88分 シュテファン・ベル(マインツ

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