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アトレティコ指揮官がトーレスらと面談、来季の構想外と通達か

2016.01.28

アトレティコのF・トーレス(左)とシメオネ監督(右)[写真]=Getty Images

 27日付のスペイン紙『アス』によると、アトレティコ・マドリードを率いるディエゴ・シメオネ監督が、クラブに所属するスペイン人FWフェルナンド・トーレスに対し、来季の構想に含まれていないことを伝えたという。

 6月末でアトレティコ・マドリードへの期限付き移籍期間が満了となり、所属元のミランとの契約も切れるトーレス。処分は確定していないものの、アトレティコ・マドリードはFIFA(国際サッカー連盟)から2016年夏と2017年冬の移籍活動禁止処分を言い渡されているため、トーレスを来季以降も保有するためには今冬の移籍市場が終了する2月1日までに完全移籍で買い取る必要がある。

 シメオネ監督は、トーレスとミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEO(最高経営責任者)との三者面談を行い、同選手を完全移籍させる意思はないことを明言した模様。

 アトレティコ・マドリード下部組織出身のトーレスは、2007年にリヴァプールへ移籍。その後チェルシーミランを経て昨年1月に復帰を遂げた。昨年9月にアトレティコ・マドリードでの公式戦通算99得点目を挙げたものの、100ゴール目前にして足踏みを続けている。

 なお、同選手の獲得に関しては中国やバルセロナなどからのオファーが噂されている。

By サッカーキング編集部

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