現在レアル・マドリードカスティージャで指揮を執るジダン氏 [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長がスペインラジオ番組『エル・アルゲーロ』に出演した。18日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
レアル・マドリードは、13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第15節のビジャレアル戦に敗れ、首位バルセロナとの勝ち点差を詰められなかった。これを受けて、レアル・マドリードラファエル・ベニテス監督の解任が地元メディアで推測されている。
ペレス会長は、ベニテス監督について、「彼は問題ではなく、解決策だ。ジダンが彼の代わりをすることはない。レアル・マドリード出身の監督で、私たちが彼を選んだ。なぜなら彼が適した人物だと思っているからだ。ベニテスには時間を与えなければならないし、仕事を任せなければいけない」と話し、現時点での解任の可能性については否定した。
次期レアル・マドリードの監督と報じられたジダンについては、「彼について言いたいことがある。まだ彼と契約した時の喜びが私にある。彼は将来のレアル・マドリードの監督だ。そう感じるし、そう見える。彼は偉大な歩みをして、学んでいる」とコメントし、将来は指揮を任せたいとの思いを明かした。
17日にチェルシーの監督を退任することが発表され、レアル・マドリードの復帰が地元メディアでささやかれるモウリーニョ監督についても言及。「将来は誰も予知できないが、今は彼がマドリードにやってくることはない。ベニテスは私たちが抱えている問題を解決できる能力がある。そのオプションを考慮しているだけだ。モウリーニョにはとても良い思い出を持っている。彼といっしょに私たちは自分たちにふさわしい位置に戻ることができた」と、モウリーニョ監督がレアル・マドリードを率いた時代を振り返りながらも、今は復帰の可能性がないと話した。
By サッカーキング編集部
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