バルセロナ戦でバルトラ(左)と競り合うラキティッチ(右) [写真]=Getty Images
9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節、ホームでバルセロナと対戦したセビージャは1-4で敗れた。
序盤はバルセロナを圧倒して先制したものの、追加点のチャンスを生かせずに逆転負けを喫したセビージャ。クロアチア代表MFイヴァン・ラキティッチも、試合後のインタビューで決定力の差を嘆いた。
「最高峰のチーム相手にはミスが高く付いてしまう。彼らは隙を逃さない。チャンスがわずかしかなくても重要な物を手にする。それゆえ、僕らはチャンスを確実にものにしなければならなかった。だが、これがフットボールだ。僕らは良い試合をしたのだから、うつむいたりする必要はない」
この結果、第21節のレバンテ戦から3連敗を喫し、5試合未勝利となったセビージャ。順位こそ7位をキープしているものの、8位バレンシアと勝ち点で並ばれてしまった。だが、アトレティコ・マドリードとドローを演じた第20節を筆頭に、毎試合好ゲームを演じているチームに自信を失っていないというラキティッチは、バレンシアとの直接対決を迎える次節に頭を切り換えた。
「僕は落ち着いている。なぜなら、チームは良い仕事をしているからだ。確かに結果は改善しなければならない。彼らが勝利に値したことを認めたうえ、この試合からポジティブな何かを得ることが重要だ。ここからはバレンシア戦の勝利に集中していきたい」