ラニエリ監督(左)がカンテ(右)についてコメントした [写真]=Leicester City FC via Getty Images
日本代表FW岡崎慎司のレスターに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテについて、同クラブ指揮官のクラウディオ・ラニエリ監督が移籍を容認するコメントを残した。イギリス紙『デイリーメール』が4月1日に報じている。
カンテはレスター加入1年目の今シーズン、プレミアリーグ第31節終了時点で30試合出場1ゴールを記録。首位を走るレスターの中心選手として活躍し、3月の国際Aマッチウイークで親善試合2戦に臨んだフランス代表メンバーに初めて招集された。25日のオランダ代表戦でデビューを果たすと、自身の25回目の誕生日でもあった29日のロシア代表戦では、代表初先発で初ゴールを決めた。
3月30日付の『デイリーメール』によると、カンテは「今シーズンはレスターのために戦うけど、来シーズンのことは誰にもわからない。どうなるか見てみようじゃないか」とコメントし、今シーズン終了後に他クラブへ移籍する可能性を示唆した。
今回の報道では、ラニエリ監督がカンテについて言及。「彼はここにとどまるべきだろう。非常に良い仕事をしているからね」と前置きしたうえで、以下のようにコメントした。
「ただ、仮にビッグクラブから我々に巨額(の移籍金)が支払われるというのであれば、(カンテの移籍を)考慮することになるだろう。彼がここで幸せでない、移籍したいということであるのならばね」
「強豪クラブからの巨額オファー」という条件を示しつつ、カンテの移籍を容認するコメントを残したラニエリ監督。報道によると、カンテに対してはチェルシーとアーセナル、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンが関心を示しているようだ。
By サッカーキング編集部
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