今夏、バイエルンからマンチェスター・Uへ移籍したシュヴァインシュタイガー [写真]=VI Images via Getty Images
今夏、バイエルンからマンチェスター・Uへ移籍したドイツ代表MFバスティアン・シュヴァインシュタイガーの移籍金が、わずか900万ユーロ(約12億1000万円)であることが明らかになった。9日、イギリスメディア『スカイスポーツ』など各メディアが報じている。
今シーズン、シュヴァインシュタイガーは17年間過ごしたバイエルンを離れ、イングランドへと挑戦の場を移した。移籍金は2050万ユーロ(約27億7000万円)などと伝えられており、マンチェスター・UはベテランMFを市場価値(2800万ユーロ=約37億8000万円)よりも安く獲得できたと報じられていた。しかし、今回はその金額が更に格安だったことが判明している。
シュヴァインシュタイガーが1992年から98年までのユース時代を過ごしたTSV1860ローゼンハイムが、同選手のマンチェスター・U移籍で得た金額を公表。マンチェスター・Uとバイエルンは、今回の移籍について移籍金を公表していなかったが、ローゼンハイムが「シュヴァインシュタイガーの移籍金は900万ユーロで、我々は1万9000ユーロ(約260万円)を受け取った」と発表したことで金額が判明している。
ローゼンハイムは同選手をバイエルンへ放出する際に、「今後、シュヴァインシュタイガーが移籍する際に、移籍金の一部を受け取る」という契約を結んでおり、これが実行される形となった。
マンチェスター・Uは当初報じられていた金額の半額以下でシュヴァインシュタイガーを獲得することができたようだ。