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選手にもトレンドはあるのか!? この10年で変わった欧州5大リーグ“外国人勢力図”

2025.11.14

この10年で変わった欧州5大リーグ”外国人勢力図”

 サッカーの世界においてはワールドカップをベースとした4年に1度の潮流があると言われ、かつてはポゼッションサッカーがトレンドだったが、その後にカウンター主体のサッカーが席巻。現在はそのハイブリットのような戦いが増えており、戦術のトレンドが移り変わっていっている。

 2026年には史上最大規模へと変化したワールドカップがアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催で行われ、2022年のカタールワールドカップでは優勝経験国でもあるドイツ代表、スペイン代表を下すなど世界を驚かせた日本代表が、“最高の景色”でもある優勝を目標に掲げて大会を迎えることとなる。

 日本人選手のヨーロッパへの挑戦もこれまで以上に活発となり、2025ー26シーズンでは欧州5大リーグに19名の日本人選手が在籍。いずれも日本代表を経験している選手であり、日本代表がレベルアップしていることも窺える数字と言って良いだろう。ほとんどの選手がレギュラーであることも大きな変化だ。

 では、戦術のトレンドがあると言われている中で、選手にもトレンドはあるのか。今回は2015ー16シーズンと、2024ー25シーズンの欧州5大リーグに所属した選手の国籍を分析。外国籍選手のデータを紐解き、その傾向を分析してみた。

■南米の2強に大きな変化〜ブラジル&アルゼンチン


 10年前との変化で最も印象的なものの1つが南米勢の勢力図。南米を代表する2カ国であるブラジルとアルゼンチンの選手たちの数には大きな変化が出ている。

 王国・ブラジルに関しては、2015ー16シーズンは欧州5大リーグ合計で117人の選手が所属していたが、2024ー25シーズンは80人にまで減少している。10年前といえば、ネイマールやダニエウ・アウヴェス(共に当時バルセロナ)やチアゴ・シウバやダヴィド・ルイス(共に当時パリ・サンジェルマン)など、ブラジル代表の選手たちがビッグクラブに在籍していた。

2015-16シーズンの欧州5大リーグに所属したブラジル人選手の割合


 リーグ別に見ても、リーグ・アン(25人)、セリエA(35人)とリーグトップの数字を残しており、ブンデスリーガ(18人)、ラ・リーガ(25人)でも共に2位に位置するなど、どのリーグでも多くのブラジル人選手が活躍していた。しかし、2024ー25シーズンではプレミアリーグで29人がプレーし1位となり、10年前の14人から倍増している一方で、リーグ・アンは14人、セリエAは16人と半数以下に。また、ブンデスリーガでは6人と大きく数が減っており、勢力図の変化が生まれていることがわかる。

 また、アルゼンチンに関しても、リオネル・メッシ(当時バルセロナ)やセルヒオ・アグエロ(当時マンチェスター・シティ)、アンヘル・ディ・マリア(当時パリ・サンジェルマン)などアタッカー陣を中心に10年前は多くの選手が欧州5大リーグでプレーし、89人が在籍していたが、2024ー25シーズンは68人に減少。ラ・リーガ、セリエAでは依然として多くのアルゼンチン人がプレーしているものの、プレミアリーグ、ブンデスリーガ、リーグ・アンでは人数がさらに減少している状況だ。

■ワールドカップを経て生まれた潮流


 ブラジル、アルゼンチン共に自国リーグでプレーする選手は多いものの、代表チームは以前としてヨーロッパのクラブに所属する選手が多くを占めている状況。それだけに、トレンドとして変化が生まれていると言って良いだろう。

 一方で、代表チームのほとんどを海外組が占めている日本は2015ー16シーズンはブンデスリーガが最多で10人となっており、香川真司(当時ドルトムント)や大迫勇也(当時ケルン)、長谷部誠(当時フランクフルト)などが在籍。プレミアリーグでは岡崎慎司(当時レスター)と吉田麻也(当時サウサンプトン)、セリエAでは本田圭佑(当時ミラン)と長友佑都(当時インテル)、ラ・リーガでは乾貴士(当時エイバル)と、ブンデスリーガ以外は少数しかいなかった。

2015-16シーズンの欧州5大リーグに所属した日本人選手の割合


 いずれも日本代表で活躍した選手たちだが、2024ー25チームは19名に増加し日本人選手が所属するリーグも広がることに。また、クラブのレベルも上がったため、チャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)といった大きな舞台で強豪クラブと対戦する機会が増加。日本代表が強くなっていっている指標の1つとも言って良いだろう。

2024-25シーズンの欧州5大リーグに所属した日本人選手の割合


 また、2022年のカタールワールドカップで躍進した影響もあり、モロッコ人選手は10年前の27人から40人に増加。ワールドカップで結果を残すことで、世代別のチームにも好影響が出ており、世界的にも注目度が高まり、若手を含めて評価が高まるという傾向はやはりあるようだ。戦術だけでなく、選手のトレンドも生まれる可能性が見て取れる。

 なお、5大リーグ内の国においては、自国リーグでプレーする選手が多い状況は10年前と現在で大きな変化はないものの、フランスだけは国外でプレーする選手が非常に多かった。2015ー16シーズンには70人だったが、2024ー25シーズンには116人へと増加。ブンデスリーガ、セリエAではフランスが最も多い外国籍選手となっており、ラ・リーガでも2位とフランス人選手の評価が高まっていることがわかる。こちらも2018年のロシアワールドカップで優勝、2022年のカタールワールドカップで準優勝と、世界の舞台で結果を残していることが大きく影響を与えていると言えるだろう。

 その他にもプレミアリーグではスペイン人選手が倍増していることや、ブンデスリーガではスイス人が倍増しているなど、10年での変化は様々なところに起こっている。サッカー界の流れとともに、選手のトレンドを注意深く見てみるもの、楽しめる要素の1つと言えそうだ。北中米ワールドカップ終了後にはどのようなトレンドが生まれるのかも楽しみだ。

【参考データ】

2025ー26シーズン
プレミア(5):遠藤航鎌田大地三笘薫田中碧高井幸大
リーガ(2):久保建英浅野拓磨
ブンデス(9):伊藤洋輝町野修斗菅原由勢堂安律鈴木唯人町田浩樹佐野海舟川﨑颯太藤田譲瑠チマ
セリエA(1):鈴木彩艶
リーグ・アン(2):南野拓実瀬古歩夢

2024ー25シーズン
プレミア(5):遠藤航鎌田大地三笘薫冨安健洋菅原由勢
リーガ(2):久保建英浅野拓磨
ブンデス(6):伊藤洋輝町野修斗堂安律佐野海舟板倉滉三好康児
セリエA(1):鈴木彩艶
リーグ・アン(5):南野拓実伊東純也中村敬斗関根大輝オナイウ阿道

2015ー16シーズン
プレミア(2):岡崎慎司吉田麻也
リーガ(1):乾貴士
ブンデス(10):長谷部誠香川真司内田篤人大迫勇也原口元気酒井宏樹酒井高徳清武弘嗣長澤和輝山口蛍
セリエA(2):本田圭佑長友佑都

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