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英代表初招集のレスターMF「マンUを去る時は本当に苦しかった」

2016.03.25

イングランド代表に初招集されたドリンクウォーター [写真]=Leicester City FC via Getty Images

 日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターのイングランド代表MFダニー・ドリンクウォーターが、下部組織時代を過ごしたマンチェスター・Uを去った時の心境を明かした。イギリス紙『マンチェスター・イブニング・ニュース』が24日付で伝えている。

 ドリンクウォーターはフランス代表MFエンゴロ・カンテとともに、首位を快走するレスターの中盤を支えている。17日には26歳にして初めてイングランド代表に招集されるなど、評価を急激に上げている注目株だ。

 マンチェスター生まれの同選手は9歳からマンチェスター・Uの下部組織に所属していた“生え抜き選手”で、2009年に同クラブのトップチームに昇格している。しかし、昇格後はなかなか出場機会を掴むことができず、ハダースフィールド、カーディフ、ワトフォード、バーンズリーなど複数のクラブへのレンタル移籍を繰り返していた。

 マンチェスター・Uでの不遇の時期についてドリンクウォーターは「ユナイテッドのリザーブチームで数年を過ごしていた時期、次のステップに進みたいと考えていた。そこにレンタル移籍の話が出てきたんだ。合計で2年間のレンタル期間を過ごしたけれど、もうこれ以上リザーブチームに戻りたくないと思ったよ。トップチームで常にプレーしたいとね」と振り返っている。

 そして2012年、ドリンクウォーターは出場機会を求めてレスターへの完全移籍を決断した。だが、少年時代から所属するマンチェスター・Uを離れる選択は相当辛いものだったようだ。

 苦渋の決断について、「ユナイテッドを去ると決めた時は本当に苦しかった。子供の時から大好きなクラブで、ずっと所属もしていたからね。『ここに戻ってくることができるのか』とは思わなかった。『足下の現実を見つめるんだ。そこで一生懸命努力して、どうなるか様子を見てみるしかない』と考えるようにしていた。自分の実力を信じていたけれど、ユナイテッドのようなクラブを離れるのはやはり大きなことなんだ。今、こうしていられることには満足している」と語っている。

By サッカーキング編集部

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