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4試合ぶり出場の香川、最終予選へ決意「このまま終わりたくない」

2016.10.02

10月1日のレヴァークーゼン戦で公式戦4試合ぶりの出場を果たした香川 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 10月1日に行われたブンデスリーガ第6節のレヴァークーゼン戦で公式戦4試合ぶりの出場を果たしたドルトムント所属の日本代表MF香川真司が自身のブログ(http://lineblog.me/kagawa/)を更新し、現在の心境をつづった。

 1点を追いかける71分からピッチに立ち、9月17日のリーグ第3節ダルムシュタット戦以来、公式戦4試合ぶりに出場した香川。しかし、ドルトムントはその後さらに1点を奪われ、0-2で敗れた。

 香川は、「チームとして負けてしまったので何も言えませんが、自分としては結果を出したかった」とゴールに絡むプレーができなかったことを悔やむと、「代表の事についてもあまりちゃんと話をしていなかったので、自分の言葉で皆さんに伝えたいと思います」と、6日と11日に2018 FIFAワールドカップロシア アジア最終予選の2試合を控える日本代表についての思いを述べた。

「最終予選が2試合終わり、個人のプレーに自分では全く納得していません。過去を思い起こすと、4年前のワールドカップ最終予選、23歳だったかな」と前回の最終予選を回想する香川は、「正直10番という番号でプレーする中でもっと上を目指したいと、当時自分自身は怖いもの知らずだったな。と今になり感じてます」と振り返る。

 そして「2014年のワールドカップを戦い、自分として悔しさや不甲斐なさに直面し、これからの4年間を2018年の為に何をすれば良いのか? 本当に悩みました」と続け、不本意な出来に終わったブラジルW杯後、「チームと代表での考え方、コンディション調整、食事、生活、トレーニング、全て自分なりに変えなくては結果に繋がらないと思い、自分に変化を与え前に進んでいた気がしていました」と新たな決意で臨んでいたことを明かした。

 しかし、「ただ最終予選を戦う中で本当の意味でプレッシャーを感じているのも事実であり、まだまだ自分の弱さがあったとも思っています」と、今回の最終予選も大きな重圧の中でプレーしていると告白。「試合が終わり、自分自身本当に悔しいし、まだまだやれるのになぜできない」と、もどかしい思いを吐露した。

 それでも香川は、「僕はこのままでいたくない。この悔しい思いのまま終わりたくない。そう思っています。日々応援して頂いていることを本当に感じています。ブログ、SNSの力をドイツでもとても感じています。いつも応援ありがとうございます」と、ファンへの感謝を示し、この苦境を抜け出すことを誓った。

 日本代表は6日にホームでイラク代表と、11日にアウェーでオーストラリア代表と対戦する。

By サッカーキング編集部

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