本田の先制点を喜ぶ日本代表 [写真]=Getty Images
AFCアジアカップ オーストラリア2015のグループリーグ第3節が20日に行われ、グループDでは日本とヨルダンが対戦した。
グループ2連勝で同試合引き分け以上でグループ首位通過が決まる日本は、3試合連続で同じスタメン。本田圭佑や香川真司らが先発となった。
日本は開始9分、右サイドのパス交換から香川が深い位置からクロスを送ると、乾貴士が右足で豪快に蹴り込んだが、香川がパスを送る前にゴールラインを割っていたとしてノーゴールとなった。
押し込む日本は24分、乾のパスを受けた岡崎慎司がペナルティエリア内左でシュート。GKに弾かれたが、こぼれたところを本田が押し込んで、先制に成功する。本田は3試合連続のゴールとなった。29分には本田の右CKを森重真人がヘディングで合わせたが、GKの正面をついた。
前半をリードして終えた日本。後半開始早々に警告を受けた乾に代え、51分に清武弘嗣が投入される。グループ突破のために負けられないヨルダンが前掛かりになったこともあり、試合はオープンな展開に。ヨルダンが日本陣内に攻め入るも、得点は許さない。
71分、日本は本田が右サイドからカットインして左足を振り抜いたが、GKにセーブされた。79分、岡崎を下げて武藤嘉紀を投入すると采配が的中する。82分、左サイドを抜け出した武藤が中央へクロスを送ると、走り込んだ香川が決めて、リードを広げる。香川は2014年6月6日、ザンビア戦以来となる代表出場9戦ぶりのゴールとなった。試合はそのまま終了し、日本が2-0で勝利した。
勝利した日本はグループ首位通過が決定。23日に行われる準々決勝でUAEと対戦する。
【スコア】
日本 2-0 ヨルダン