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カズ、優等生の武藤&柴崎に「もうちょっとヤンチャでもいいかな」

2015.01.11

インタビューに応えた三浦知良 [写真]=Getty Images

 横浜FCに所属する元日本代表FW三浦知良が、10日に発売された『サムライサッカーキング2015年2月増刊号 アジアの覇権は譲らない』内のインタビューにて、9日に開幕したアジアカップについて言及した。

 12日に初戦のパレスチナ代表戦を控える日本代表のメンバーについて、三浦は「ほとんどザックジャパンに戻りましたね」と率直に語り、「もちろん、4年後も見据えてやらなきゃいけないけど、全部変えたらやっぱり勝てないですよ。アジアだってそんなに甘くはない。今のベストメンバーでいくべきですよ」と、今回のハビエル・アギーレ監督の選んだメンバーを支持する考えを示している。

 その中でも新しい血となったFC東京所属のMF武藤嘉紀と鹿島アントラーズ所属のMF柴崎岳については「サッカーに真摯に取り組んでいる」と真面目な印象を語り、「発言などを聞いても、非常に優等生ですよね。個人的には、もうちょっとヤンチャでもいいかな」と、個人的な感想を述べた。

 日本代表が初優勝を果たした1992年の日本大会について「ホームとはいえイランやサウジアラビアに勝って、あそこから急に日本が強くなったって言われるようになりましたよね」と振り返っている。

 初優勝まではサポート体制も整っておらず、当時チームを率いていたハンス・オフト監督が、自ら選手全員のパスポートを手に、空港のカウンターでチェックインを行っていたことを明かした。そんな状況を一変させたのが92年の優勝だとして、「アジアカップっていうのは本当に節目でしたね」と語り、その後のJリーグ開幕の盛り上がりにつながったと総括している。

 連覇の可能性については「簡単じゃないですよね」と前置きしつつも、多くの選手が前回大会やヨーロッパの舞台で、厳しい局面を経験していることには「心強いですよね」と太鼓判を押す。続けて「そんな状況の中でもどうやって日本が勝っていくのかを見たいですね」と、日本代表への期待を寄せた。

 日本代表はグループDに所属し、12日にパレスチナ代表、16日にイラク代表、20日にヨルダン代表とそれぞれ対戦する。

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