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「優れたジョカトーレ」「真のプロ」…本田圭佑に賛辞送るミラン指揮官

2014.10.31

ヴェローナ戦で得点した本田(右)と喜びを分かち合うインザーギ監督(左) [写真]=Getty Images

 今シーズンからミランを率いることになったフィリッポ・インザーギ監督が、31日発売の雑誌『CALCiO 2002/2014年12月号』内のインタビューにて、同クラブに所属する日本代表MF本田圭佑について語った。

 今シーズン、セリエA第9節を終えて6得点を挙げ、チーム内得点王でセリエA全体でも得点ランク2位と、結果を残している本田。インザーギ監督は、「テクニックとフィジカルの両方を兼ね備えた選手だよ。運動量も多いし、カバーリングなどの“汚れ仕事”もしっかりとこなしてくれる。決定力も素晴らしい。まだ成長の余地はあるが、今の時点でも彼はすでに優れたジョカトーレ(選手)だ」とその能力を高く評価している。

 昨シーズンの1月にCSKAモスクワを退団後、フリーでミランに加入した本田は、背番号「10」を背負い、サポーターからも期待を寄せられたが、大きなインパクトを残すことはできなかった。しかし、今シーズンは好調な時間を過ごしている。インザーギ監督は昨シーズンの本田について、「チームは、非常に難しい状況にあったということだ。外国人選手にとって、新しい環境への順応は困難なものだ。チーム状態が悪いところに入っていくのでは、難しさはさらに増す」とかばう。

 存在感を見せている今シーズンについては、「復活の背景には、彼の日頃からの態度、サッカーに取り組む姿勢がある。プレーへの集中力、指示されたことを忠実に守る真摯な態度、そしてどんな時も全力を尽くすという姿勢…。それらすべてが、彼が真のプロフッショナルであることを証明している」と、サッカー選手としての本田の姿勢を高く評価し、その姿勢が結果につながっていると強調している。

 インザーギ監督は本誌内のインタビューで、自身の監督としてのキャリアや姿勢、本田の具体的な起用法などについても触れている。

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