24日、「2023J1昇格プレーオフ」に出場する全4チームがオンライン記者会見に臨み、東京ヴェルディからは城福浩監督と森田晃樹が出席した。
今季、東京Vは自動昇格こそ逃したものの、J2を3位でフィニッシュ。16年ぶりのJ1昇格に向けて、プレーオフに挑むことになった。
城福監督は、26日に行われるプレーオフ準決勝に向けて、「自分たちが信じて積み上げてきたものがあり、それがレギュラーシーズンの3位という結果に出ている。プレーオフは特別な戦いではあるが、我々のやるべきことは変わらない。攻守において自分たちが目指したものを出すだけ」と自信をのぞかせ、「味スタに多くのサポーターが来てくれると思うので、彼らの気持ちも背負って、我々らしい戦いをしたい」と意気込みを語った。
プレーオフは、年間順位上位のチームが、引き分けでも勝者となるレギュレーションのため、最上位の東京Vは非常に有利な条件で戦うことができる。しかし、城福監督は「もちろん、アドバンテージがあることは承知しているが、自分たちが勝ちに行った結果として、どういうクローズの仕方になるか決まってくる」と、初めから引き分け狙いではなく、勝ちに行く姿勢を示すことが大事だと強調した。
そんな城福監督は23日、聖蹟桜ヶ丘駅で行われたJ1昇格プレーオフのプロモーションに参加。自ら通行人に声をかけてチラシを配り、共闘を呼びかけた。チラシ配りに参加した理由について、城福監督は次のように語った。
「行くつもりは全然なかったけど、今の経営陣とは、ずっと『現場もフロントも、我々としてやれることはすべてやるべきではないか』と、ディスカッションしてきた。もちろん、年間を通じて、もっといろいろなことができれば良かったと思う。だけど、少なくともあそこで、フロントの人たちと一緒に大声を張り上げて、受け取ってもらえるかわからないビラを熱意をもって配ることで、なにか自分がクラブの思いを感じられたらいいなと思って参加した。実際やってみると、人通りが多い場所ではなかったので、そのなかで用意したビラを全部配るのは大変だなと思った。フロントの方とボランティアの方の熱意を感じられたことが、とてもよかった」
クラブのフロント、現場の一体感を語った城福監督。シーズンを追うごとにサポーターとの絆も深まってきたという。
「僕は昨年6月から1年半、東京ヴェルディを見てきたが、我々から見て、1試合ずつ、確実に、スタジアムの様子が変わってきている。開幕から序盤、中盤、終盤にかけて、より多くの方が来てくださるようになって、我々に思いを伝えてくれた。ホーム最終節のコレオ、最終節の大宮戦でも気持ちを示してもらい、心強かった。自分たちは、サポーターとともに、ピッチ外のところでも、お互い手を取り合って、雰囲気を変えてきたと思っている。だから、プレーオフでも物凄い雰囲気をつくってくれると思うし、その努力が実るように必死で戦いたい」
16年ぶりのJ1復帰へ、準備は整った。城福監督率いる東京Vは、26日に準決勝でジェフユナイテッド千葉と本拠地『味の素スタジアム』で対戦。勝利した場合、12月2日に国立競技場で、清水エスパルス対モンテディオ山形の勝者と決勝を戦う。
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By サッカーキング編集部
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