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献身的なプレーでチームに貢献した岡崎慎司、シュトゥットガルト全試合採点付き通信簿

2012.12.31

写真=原田亮太
岡崎慎司

 2012-13シーズン前半戦、岡崎慎司は負傷の影響で先発したのは5試合。今シーズン、第15節のグロイター・フュルト戦までゴールから遠ざかっていたが、その間もチャンスメークと前線からの守備で存在感を示し続けてきた。シーズン序盤、下位に沈むチームの中で起用され続けたという事実だけでも、指揮官からの信頼の高さが分かる。待望のリーグ戦初ゴールを契機に、持ち前の得点力でもチームに貢献し始めるに違いない。

 リーグ前半戦出場記録をフランクフルトの地元紙『Stuttgarter Zeitung(シュトゥットガルター・ツァイトゥング)』の寸評とともに振り返ってみよう。

▼2012-13シーズン前半戦 岡崎慎司 出場記録
ブンデスリーガ:10試合・1得点・0アシスト

【9月】
■9月2日|ブンデスリーガ第2節 vsバイエルン(A)1●6
出場時間:69分間(先発フル出場)
『Stuttgarter Zeitung』採点:5.5
『Stuttgarter Zeitung』寸評
「ボールロストで、バイエルンの2点目を招いてしまう。アクセントをつけられず。あまりにも荷が重すぎたように見え、試合の中で隠れてしまった」

■9月15日|ブンデスリーガ第3節 vsデュッセルドルフ(H)0△0
出場時間:4分間(途中出場)
採点・寸評なし

■9月23日|ブンデスリーガ第4節 vsブレーメン(A)2△2
出場時間:81分間(先発フル出場)
『Stuttgarter Zeitung』採点:3
『Stuttgarter Zeitung』寸評
「ゴール前で、もっと研ぎ澄まされていたなら、マン・オブ・ザ・マッチになることができただろう。最大のチャンスを逃してしまった。とはいえ、精力的に動いていたからこそ、彼のもとに再三のチャンスが訪れた」

■9月26日|ブンデスリーガ第5節 vsホッフェンハイム(H)0●3
出場時間:38分間(先発途中出場)
『Stuttgarter Zeitung』採点:6
『Stuttgarter Zeitung』寸評
「他の全チームメイト同様、ホッフェンハイム戦で今季最低のプレーを見せた。ウルライヒ以外は必要なし」

【10月】
■10月28日|ブンデスリーガ第9節 vsフランクフルト(A)2◯1
出場時間:10分間(途中出場)
採点・寸評なし

【11月】
■11月3日|ブンデスリーガ第10節 vsドルトムント(A)0△0
出場時間:2分間(途中出場)
採点・寸評なし

■11月11|ブンデスリーガ第11節日 vsハノーファー(H)2●4
出場時間:18分間(途中出場)
採点・寸評なし

■11月17日|ブンデスリーガ第12節 vsボルシアMG(A)2◯1
出場時間:14分間(途中出場)
採点・寸評なし

■11月25日|ブンデスリーガ第13節 vsフライブルク(A)0●3
出場時間:先発フル出場
『Stuttgarter Zeitung』採点:4
『Stuttgarter Zeitung』寸評
「ヨーロッパリーグで圧勝の夜とフライブルクでの失態との間で、もっとも差が激しかったのが、ブカレストで2ゴールを決めた選手だった。岡崎は一対一の場面で競り勝つことは皆無だった。さらに、この日本人選手はフライブルクのゴール手前5メートルの位置でクリスティアン・ゲントナーからいいパスを受けた最大のチャンスでも決められなかった」

【12月】
■12月1日|ブンデスリーガ第15節 vsグロイター・フュルト(A)1◯0
出場時間:先発フル出場(1得点)
『Stuttgarter Zeitung』採点:3~4
『Stuttgarter Zeitung』寸評
「時として、消えていることもあった。だが、彼のヘディングシュートが試合を決めた」

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