2016.02.03

2016年奈良クラブユニフォーム発表/「奈良劇場総支配人」奈良クラブ岡山一成のJリーグへの道:第ニ五回

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 JFL初年度で優勝を目指した奈良クラブやったけど、結果は7位。優勝したソニー仙台FCとHonda FCは“JFLの雄”と呼ばれているだけあって強かった。同じJリーグ百年構想クラブ(いわゆる準加盟クラブ)であるヴァンラーレ八戸FCとアスルクラロ沼津には勝てなかったので、J3昇格を争うライバルチームから勝ち点を取ることも課題や。その他のチームも一クセも二クセもあり一筋縄ではいかない。それでも奈良県にJクラブを作るという夢を実現するために、今シーズンは絶対に昇格を成し遂げる。

 そう意気込む選手たちの下にテンションが上がる新ユニフォームが届いた。奈良クラブに来てから、新ユニフォーム発表が楽しみで仕方ない。中川政七商店が毎年テーマに沿って、斬新なデザインをしてくれる。いつもサッカーファンの間では話題になるから、奈良クラブのオリジナリティ溢れるユニフォームを知っている人も多いのではないかと思う。

 古都奈良で300年にわたって織物を作ってきた歴史に、現代に通じる技術や技法を駆使して作っていると聞いた。俺たち選手も発表されるまではどんなデザインか分からない。今回は特に「そうきたか」と思った。かすれているねんな。

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 文章じゃうまく伝えられんし、写真を見ても分かりにくいと思うけど、実物を手にすると、かすれてるのがオシャレなんやとうなずける。俺は服に気を使うほうじゃないし、センスもないけど、この鱗文様のかすれ具合はナイスセンス(笑)。
 これはサッカー界でも画期的な試みであり、これから他のところも取り入れていくと断言できる。それぐらいカッコイイ。鱗文様の意味は俺もよく分かってないから、奈良クラブのホームページより抜粋してみた(笑)。

「縄文時代の土器、土偶から弥生時代の銅鐸など古くから使われている連綿と続く幾何学文様。近世では着物や帯の文様にも使われています。古くから魔除けとして使われてきた文様で魚の鱗を思わせるため鱗文様と呼ばれています。選手達の健康と勝利を願って、魔除けの鱗文様をユニフォームにしました。鱗文様一つひとつは渇筆(かっぴつ=かすれさせる書法・水墨画法)を参考にかすれた風合いで立体感を出しています。J3昇格祈願と2016年のメインスポンサーである中川政七商店の創業300周年を記念し「三」を鱗文様の三角形に込めました」

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左は矢部GM、右は中川政七商店の中川社長

 ホームの青も良いけど、アウェイのピンクはほんまに可愛いで。3歳になった娘の花音が着たらどれだけカワイイか。今からデレデレやもん。今年も花音サイズの32番のオーセンティックユニフォーム、さっそくホーム&アウェイを注文した(笑)。

 2月5日の20時までにオーセンティックユニフォームを注文したら、3月6日のJFL開幕戦までに届けられる予定やから、一足早く俺の『32番』を手に入れて、ぜひ開幕戦の応援に駆けつけてな。

http://naraclub.jp/archives/47694

岡山一成

岡山一成(おかやま・かずなり)
1978年4月24日生まれ。大阪府出身。
初芝橋本高卒業後、テスト生として横浜Mへ。打点の高いヘディングとガッツ溢れるプレーが評価されてプロ契約を勝ち取ると、デビュー戦から3試合連続ゴールを記録して一気に頭角を現した。大宮、横浜FM、C大阪、川崎F、福岡、柏、仙台と渡り歩く中、川崎F時代に始めた試合後の“岡山劇場”でサポーターの心をつかむ。柏時代には日立台のゴール裏でサポーターともに応援したこともある。09年に移籍した韓国・Kリーグの浦項ではACLを制し、FIFAクラブW杯で3位に入った。11年から12シーズンまで札幌に在籍し、2013年夏からアマチュア選手として奈良クラブへ加入。J1通算64試合6得点、J2通算214試合20得点。