タイ・プレミアリーグのチョンブリーFCに所属する「ウォーラチット・カニッシー・バンペン」、通称イム。16歳でタイ・プレミアリーグデビューを飾り、現在18歳ながらU-23タイ代表MFに選出されるタイのワンダーボーイが、日本代表で10番を背負う香川真司と対談を行った。
イム はじめまして。イムと申します。チョンブリFCから来ました。18歳です。
香川真司 はじめまして。サワディークラップ。今回は、何をしに日本に来たんですか?
イム FC東京のトライアウトを受けにきました。
香川真司 日本のサッカーは、どうですか?
イム やっぱり、スピードが速いです。
香川真司 日本でやっていける自信はありますか?
イム まだ、何も言えないです。質問があります。香川選手にとってJリーグは、どんなリーグですか?
香川真司 僕は、Jリーグのおかげで今があると思ってます。Jリーグは僕が小さい頃からの憧れの舞台で、そしてJリーグで活躍したからこそヨーロッパに行けたので、Jリーグは自分の夢でした。

写真=野口岳彦
香川真司 じゃあ、少しボールでも蹴ってみますか。

香川真司 好きなチームは?
イム アーセナル。
香川真司 アーセナル!?(笑)
イム まあ、ドイツだったらドルトムントです。
香川真司 (笑)。左利き?
イム 右利きです。
香川真司 じゃあ、一対一やろうか。3点マッチね。負けられないわ(笑)。「ありがとう」はタイ語で何ていうの?
イム コップンカー。
香川真司 コップンカー。

対談後、イムが香川と話した感想を聞かせてくれた。「緊張しましたし、技術の高さがすごい伝わりました。直接話して、一緒にボールを蹴り、香川選手がスーパースターになっている理由がわかりました」と率直な感想を話した。香川のどういったプレーを参考しているかの質問には「あまり派手でなくシンプルに見えますけど、動きがすごい好きです。チームプレーをすごい大事にしていて、ゴールを決める時は決める点も参考になります」とコメント。今後については「やはり、Jリーグでプレーしたい。自分にとって、Jリーグもすごく難しく、とてもレベルの高いリーグなので」と力強く話した。
By サッカーキング編集部
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