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アットホームカップ2015、明治大学体同連サッカー部が254チームの頂点に

2015.12.08

 大学同好会唯一のJFA公認大会で、アットホームカップという冠大会として3年目を迎えたインディペンデンスリーグ[同好会]の決勝戦が、味の素スタジアム西競技場で行われた。





 決勝のカードは早稲田大学アットマーク(以下、早稲田大)と、明治大学体同連サッカー部(以下、明治大)の歴史ある両校のプライドをかけた早明戦となった。明治大はMF11番栗原に中心にボールを展開し、前線でFW35番中島、70番青柳がボールを収め、優位に試合を進めていく。それに対し、少々流れにのれない早稲田大は14番村井を中心にねばり強いディフェンスから、MF56番伊藤、13番江原にボールを集め、反撃のチャンスをうかがう。

 明治大有利かと思われた前半10分、早稲田大がセットプレーから先制に成功する。フリーキックのこぼれ球をFW72番志鷹がゴールに押し込んだ。

「試合開始序盤から苦しい展開でしたが、優勝したいというみんなの気持ちが一つになっていたので、あのゴールに繋がったと思います」と72番志鷹が語ったように、今大会ダークホースである早稲田大がワンチャンスをものにし、会場を盛り上げた。

 追いつこうと明治大は華麗なパス回しでポゼッション率を上げ、早稲田大ゴールに何度も襲い掛かる。前半27分には、MF41番鷹野がスルーパスに抜け出し、シュートを放つも早稲田大GK稲村がファインセーブ。前半は1-0で早稲田大がリードして折り返す。

 後半に入っても、70番青柳が左からのクロスに合わせるなど、明治大が数多くチャンスを演出。早稲田大の苦しい時間が続いた。

「この時間帯に立て続けに自分のところにチャンスが来て、中々ゴールを奪えずにいましたが、あともう一本来るぞという気持ちでチャンスをうかがっていました」と語る70番青柳の予想通り、彼にまたチャンスがやってくる。後半22分、バイタルエリア付近でボールを受けた6番小松が早稲田大DF陣とGKの間に送り込み、それを70番青柳がループ気味にヘディングで合わせる。これには早稲田大GK稲村も防ぎきれず、同点を許した。


 60分間では決着がつかず試合は延長戦へ。


 延長戦に入るも試合はこう着状態に。互いに決定機を作れず、試合はそのままPK戦に突入。早稲田大2本目のキックを明治大GK岡山がセーブし先手を奪う。明治大は4人全員落ち着いて決め運命の5人目へ。先行の早稲田大5人目のキックが外れここで勝負あり。激闘を制した明治大学体同連サッカー部が4年ぶり2回目の優勝を果たし全254チームの頂点に立った。





「今まで頑張ってきた結果として、各大学の代表チームが集まるこのアットホームカップで優勝できて本当に嬉しいです。来年もこの場に戻って来ることができるようにまた頑張っていきたいと思います。」と明治大主将の加茂が語り、アットホームカップ2015を締めくくった。

プロフィール

丹野 惠太
明治大学所属Groovy kids
アットホームカップ広報委員
松川 茉依
中央大学サッカー同好会所属
アットホームカップ広報委員

記事アーカイブ

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アットホーム株式会社

 1967年創業、不動産情報サービス事業を展開する。全国約53,000店(平成27年12月時点)もの加盟・利用不動産店による「アットホーム不動産情報ネットワーク」を基盤とし、不動産会社間の情報流通支援、一般消費者向けの不動産情報サイト「アットホーム」の運営を行っている。インディペンデンスリーグ[同好会]に、2013年大会より特別協賛している。

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