[ワールドサッカーキング 2012.02.16(No.207)掲載]
かつて、セリエAでまばゆい輝きを放ったアルベルト・ジラルディーノがこの冬、新天地へと移籍した。果たして彼は、ジェノヴァの地で再生することができるのか。理想のプレースタイルを追い求めるジラルディーノに、"光"を取り戻すための勝算を聞く。

フィオレンティーナのパンタレオ・コルヴィーノSDは、アルベルト・ジラルディーノが既に光を失っていると発言した。かつて、フィレンツェの地で3年連続で2桁ゴールを記録したジラルディーノは、確かに今シーズン、その輝きを失っていた。そして、2012年を迎えて程なく、ジェノアへの移籍が正式に発表される。彼の鋭敏な得点嗅覚は衰えてしまったのだろうか。
だがジェノアのサポーターは信じている。彼の初練習には2000人が詰め掛け、この傑出した決定力を備えたストライカーを全面的に支援するつもりだ。ジラルディーノ自身も「ジェノアでまた光が見えた」と発言。ポジティブな未来を確信している。
早くも新天地で3トップの一角に定着したジラルディーノが、移籍の真相、そして多くの批判的な意見に反論すべくインタビューに応じた。彼は、自身が理想とするストライカーの姿に着々と近づいていると明言する。
すぐにすべてを判断しないでもう少し時間をくれないか
これまでビッグクラブでプレーしたきた君にとって、ジェノアへの移籍は有益なものだったと言える?
ジラルディーノ もちろんさ。ミランを出てからの僕はビッグクラブで成功できなかった選手という間違ったレッテルを貼られている気がするんだ。フィオレンティーナもジェノアも小さなクラブではないし、歴史のあるクラブだよ。フィオレンティーナで1試合1ゴールを決めていた時のように、僕はここで実力を証明するつもりだ。
ジェノアではお気に入りの11番でなく82番を選んだ。何か理由はあるの?
ジラルディーノ 1982年に僕が生まれたからだよ。ジェノヴァが僕の再生の場所になってくれればいいと思ったんだ。
ジェノアへの移籍を決めた最大の理由は何かな?
ジラルディーノ いくつかの小さいことが重なって移籍へとつながったんだ。長い間、一つの環境にいると変化を求めてしまうよね。フィオレンティーナに3シーズンいて、いつの間にか僕は、新しい刺激や違う場所での暮らしを求めるようになっていたんだ。すべての仕事に言えると思うけど、時間が経てば今までやってきた仕事のレベルをもっと向上させたいとか、職を変えてみたいと誰しも思うだろう。でも、サッカーの世界ではFWがDFになるケースなんてほとんどない。だから、他の場所に移籍したいって思ったんだ。もちろん、フィオレンティーナにいることもできたし、フィレンツェという町は僕たち家族にとって過ごしやすい場所だったんだけどね。

インタビュー後の1月29日に行われたナポリ戦で移籍後初ゴールを記録
でもジェノアではまだ結果を出せていないよね?
ジラルディーノ すぐにすべてを判断しないで、もう少し時間をくれないかな。今シーズンの僕はお世辞にも調子が良いとは言えない。ゴール数だけで判断されるのなら、うまくいっていないと言われても仕方ないだろう。なぜなら、1月まで在籍したフィオレンティーナでのゴール数はたったの2ゴールだけだからね。でも今の僕には、(フランチェスコ)トッティや(ロベルト)バッジョのように、セリエAで200ゴールを超えてみせるという目標があるんだ。その目標まで約50ゴールとそれほど遠くない数字だし、まだ29歳だから十分にやれる自信はあるよ。
<続きは ワールドサッカーキング 2012.02.16(No.207)でお楽しみください>

ワールドサッカーキング No.207【総力特集】ストライカー最新鋭スキル考察
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▼インタビュー ゴメス「ピッチに舞う、情熱のマタドール」
▼ウェイン・ルーニー『ストライカーの実像』
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