11月2日から6日までフランス・パリで開催された第2回FIPFAワールドカップは、アメリカの2大会連続優勝で大会の幕を閉じました。
日本代表は、予選Aプールで強豪アメリカと対戦。今大会得点王に輝いたマイケル・アーチャー選手に翻弄され2対0で初戦を落としました。続くイングランド戦は、北沢選手のゴールで先制するも後半に追いつかれ1対1の引き分けに。その結果、日本代表は予選Aグループで3位となり、セミファイナルへ進出することはできませんでした。
また、今大会初めて実施されたクラス分けでは、日本代表のストライカー城下歩選手が「不適格」との判定を受け試合に出場することが出来なくなるなど、アウェイで試合をすることの難しさを体感する大会となってしまいました。
しかし、日本代表はその後快勝を続け、順位決定戦ではカナダを5対0で下し、5位で大会を終えました。また、本大会ではアメリカのマイケル・アーチャー選手と並んで9得点を上げた日本の有田正行選手が得点王に輝きました。
予選リーグ結果
◆グループA
アメリカ 2-0 日本
イングランド 16-0 スイス
アメリカ 13-0 ポルトガル
日本 1-1 イングランド
スイス 0―10 ポルトガル
アメリカ 0-1 イングランド
日本 13-1 ポルトガル
アメリカ 21-0 スイス
イングランド 10-0 ポルトガル
日本 15-0 スイス
◆グループB
フランス 2-0 ベルギー
アイルランド 0-3 カナダ
フランス 7-0 オーストラリア
ベルギー 4-0 アイルランド
カナダ 1-0 オーストラリア
フランス 12ー0 アイルランド
フランス 3-0 カナダ
ベルギー 6-0 オーストラリア
ベルギー 3-0 カナダ
アイルランド 0-7 オーストラリア
予選リーグ各組の順位
◆グループA
1位:イングランド 3勝1分け 勝ち点10 得失点差+27
2位:アメリカ 3勝1敗 勝ち点9 得失点差+35
3位:日本 2勝1敗1分け 勝ち点7 得失点差+25
4位:ポルトガル 1勝3敗 勝ち点3 得失点差-25
5位:スイス 0勝4敗 勝ち点0 得失点差-62
◆グループB
1位:フランス 4勝0敗 勝ち点12 得失点差+24
2位:ベルギー 3勝1敗 勝ち点9 得失点差+11
3位:カナダ 2勝2敗 勝ち点6 得失点差-2
4位:オーストラリア 1勝3敗 勝ち点3 得失点差-7
5位:アイルランド 0勝4敗 勝ち点0 得失点差-26
セミファイナル
イングランド 1-0 ベルギー(延長戦)
アメリカ 2-0 フランス
ファイナル
アメリカ 3-0 イングランド ※アメリカ2大会連続優勝
最終順位
1位アメリカ、2位イングランド、3位フランス
4位ベルギー、5位日本、6位カナダ、7位オーストラリア
8位ポルトガル、9位アイルランド、10位スイス
(5位決定戦日本-カナダは5-0で日本の勝利、日本代表5位決定)
★FIPFA WOLRLDCUP PARIS 2011得点王:有田正行選手