2011.11.23

ネマニャ・ヴィディッチが語る「敵の進入を防ぐ最高のタックル」

[連載|ワールドサッカーキング 11.11.17(No.196) 掲載]

相手チームの攻撃を封じ込めるためには、激しさと冷静さを兼ね備えた対応が必要になる。マンチェスター・ユナイテッドで主将を務める世界屈指のDF、ネマニャ・ヴィディッチが、優れたセンターバックに欠かすことのできない6つのディフェンステクニックを教えてくれた。

カリック

インタビュー・文=ロリー・スミス
【判断】タックルすべきかを判断する
プロテイン

 がっちりガードしている選手からどうやってボールを奪うかって? ひざにタックルしてやればいいのさ! もちろんその前に、腹にパンチを一発入れておくのも忘れちゃいけない……というのは冗談。真剣に答えよう(笑)。DFは何よりも最初に、「自分は何をすべきか」を判断しなくちゃいけない。その時、判断の基準になるのはポジショニングだ。ボールを持っている相手と自分がどれくらい離れているのか、相手はどれくらいのスキルがあるのか。あるいは、粘り強い選手か、すぐに倒れる選手か、なんてことも意識する。後ろにカバーしてくれる味方がいれば、自分がタックルに行く。そうじゃなかったら、無理に出て行かずに自分のポジションを守る。ボールを奪うことも大切だけど、より重要なのは相手をゴールに近づけないことだからね。

【鉄則】人かボールか、どちらかを止める

カリック

 相手の突破をブロックするためのタックルについて説明すると、一つ簡単なルールがある。自分の後ろにボールを通されてもオーケー、相手を止められなくてもオーケー。だけど、ボールと相手を「一緒に」通してしまうのは絶対にダメだ。つまり、ボールか人か、どちらかをブロックすればいいってこと。繰り返すけど、この2つを一緒に通してしまう状況だけは防がなくちゃいけない。決定的なピンチを招いてしまうからね。だから相手をブロックする時は、通常より半歩ほど下がって守るのが鉄則。厳しく寄せるんじゃなく、相手がコースを変えても対応できるようにしておくんだ。

<誌面に続く>

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