2015.06.09

魂の磨かれる場所へ/サッカーキング・オピニオン

文・写真=コミュサカ@管理人

ファンの間で「魂の磨かれる場所」と呼ばれる大会がある。

毎年10月頃に行われる全国社会人サッカー選手権大会、通称「全社」と呼ばれる大会は、JリーグとJFLの所属チームを除く、日本サッカー協会第1種登録チームを対象として行われるトーナメント形式の大会で、地域リーグ以下のカテゴリーのチャンピオンを決める全国大会である。

では、なぜ「魂が磨かれる」と言われるのか

これは、初戦から決勝まで勝ち抜くと5日間で5連戦という過酷な大会日程と、大会の上位チームにJFLへの昇格を争う地域リーグ決勝大会(※以下地域決勝)への出場権が与えられることに起因する。それまで単なるアマチュアの一大会だった全社は、2006年から「全社枠」と呼ばれる地域決勝への出場権が上位チームに与えられるようになり、この大会までに地域決勝の出場権利を得られていないチームが最後のチャンスに賭けて死に物狂いで頂点を目指す大会となって温度感が一変した。

全社枠で地域決勝に出場し、その年にJFL昇格を果たしたチームを振り返ってみると、2007年はFC Mi-OびわこKusatsu(現在のMIOびわこ滋賀)、2009年は現在J1で活躍する松本山雅とJ2で活躍するツエーゲン金沢、2013年は現在J3首位のレノファ山口、2014年はFC大阪とクラブ・ドラゴンズ(現在の流経大ドラゴンズ龍ケ崎)と、多くのチームがJFLへ昇格している。「最も過酷な昇格争い」と言われる地域決勝を戦い抜くために、全社での連戦を戦い抜いた経験や様々な要因が地域決勝を勝ち抜くエネルギーの一つとなっているのではないだろうか。

[続きを見る]全社を勝ち抜くためにはアマチュアチームならではの難しさもある

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