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【ブンデスリーガ第7節】復帰のマインツ岡崎ゴールなるか、フランクフルト対ケルンは4人の日本人出場も

2014.10.03

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Photo by Bongarts/Getty Images

土曜深夜に行われるフランクフルト対ケルン戦は合計4人の日本人選手がピッチに立つ可能性がある。フランクフルトは長谷部誠と乾貴士。長谷部は前節、2-1で勝利したハンブルガーSVとの試合でも先発出場。kicker誌の採点でもチーム平均の3.8を上回る3.5の評価を得て、徐々にチームにフィットしており、存在感を示している。

一方、乾貴士は前節ベンチスタートから後半26分から途中出場。プレー時間も短く、攻撃に絡む場面も少なかった。シーズン前、シャーフ新監督から評価され、開幕ではポジションを勝ち獲った乾だったが、ここ最近はプレーに精彩を欠いているだけに、ここが正念場と言えそうだ。

ケルンは大迫勇也と長澤和輝。大迫は前節、アウェイのバイエルン・ミュンヘン戦で戦術的な理由でベンチ外となった。ケルンは第6節を終えて得点がわずかに2。ちなみに失点も3で、歴史的に「退屈な試合」を演じていると現地では伝えられる状態だ。シュテーガー監督はその責任がFWだけのせいだけではないと話してはいるが、やはり大迫にはゴールという結果がほしいところだ。

そしてこの試合では、ケガで長期離脱中の長澤がベンチ入りする可能性がある。長澤は昨年12月22日に専修大学から、当時2部だったケルンに加入すると、4月にはレギュラーを奪取。長澤が先発メンバーに入ってから5連勝し、ケルンの2部優勝と1部昇格に貢献した。

「ケルンのサッカーを変えた男」とまで言われ、今季も活躍が期待されていたが、7月に左ひざ内側じん帯断裂で戦線を離脱。しかし、9月27日から練習に合流し、得点力不足にあえぐケルンと大迫の救世主になる可能性がある。

ケガからの復帰といえばマインツの岡崎慎司も、前節はふくらはぎを痛めベンチ外。エースを失ったチームは、ホッフェンハイムとの無敗対決でスコアレスドローという結果に終わった。岡崎のケガの状況だが、木曜日の全体練習から合流。日曜の試合に先発となりそうだ。また、この日はクジャチョルも負傷明けで参加している。

メンバーが揃った状況で戦えるマインツだが、相手はメンヒェングラートバッハ。ここまで3勝3分と無敗。スタイルは堅守速攻で中盤からプレスをかけてカウンターというスタイル。クルーゼ、ラファエル、ハーン、ヘアマン、トラオレ、フルゴタらの豊富な攻撃陣を使い分けながら、ここまでバイエルン・ミュンヘンについで2位となっている。4位のマインツにとって、上位に戦線に食い込めるかどうか試金石となる戦いだ。

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