2014.08.22

松崎康弘(フットサル委員会委員長)「若い世代にプレー機会を提供し、選手の発掘と強化を図っていく」

「第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会 presented by BallBall」が8月28日、いよいよ開幕。大会を主催する(公財)日本サッカー協会を代表して、松崎康弘フットサル委員会委員長が、大会の狙いや選手への期待を語った。

インタビュー=岩本義弘 写真=兼子愼一郎

──今大会はどのようにして初開催に至ったのでしょうか?

松崎康弘 私たちが主催する大会はU-12、U-15男女、大学、それから一般男女のカテゴリーがあり、U-18年代はありませんでした。フットサルプレーヤーはもちろんのこと、高校でサッカーをやっている人もフットサルの技術はとても必要だと思いますので、そういうところを習得してサッカーに生かしてもらいたいと考えています。それは技術だけではなく、判断スピードや攻守の切り替え、アジリティーなど、フットサルの特徴と言える部分ですね。また、サッカーでは控えでなかなか試合に出られないけれど自分はフットサルには向いていそうであるとか、そういう選手が強みを出せる機会、ボールを蹴る機会を提供したい。それともう一つ、フットサルがもっと盛んになってほしいという思いもあります。フットサルという言葉自体は認知されて、高校生でもプレーしたいという人はたくさんいると思います。そういう選手により関心を持ってもらい、全国大会に出場できるという道筋を用意することが必要だと考えています。

──今大会には、Fリーグの育成組織や普段からフットサルに取り組んでいるチーム、普段はサッカーのみをプレーしているチームなど、各地域を勝ち上がった様々なチームが出場します。

松崎康弘 今大会は半数以上、普段はサッカーをしているチームが勝ち上がってきましたが、フットサルチームとの戦いの中で、サッカーチームがフットサルチームの技術や判断スピードなどにどう対抗するのかを見てみたいですね。逆にフットサルチームはサッカーチームのフィジカルやスピードに優れている部分にどう対処するのかは注目しています。その対決はすごく面白いと思います。

──今大会は将来的にはどういう大会になっていくことを期待していますか?

松崎康弘 まだ第1回目なので分かりませんが、サッカーに全国高校サッカー選手権のような大規模な大会があるように、フットサルにもそうした大会ができるといいなという思いはあります。全国47都道府県すべてにフットサル部がある高校がそろえば、将来的にはそれも可能になるかもしれません。まずU-18年代はサッカーもフットサルも両方あって、それぞれを知ってもらえる環境になっていくといいなと思っています。

──大会観戦者の皆さんに、メッセージをお願いします。

松崎康弘 U-18年代の若い選手たちのハツラツさや、この年代特有の想定外のプレーは選手にも期待したいですし、観客の方にもそこを見てもらいたいですね。レベルの高いフットサルが見られることは間違いないと思いますので、初観戦の方でも、こんな屋内スポーツがあるんだということを知ってもらって、日本フットサルのトップカテゴリーであるFリーグにも足を運んでもらいたいです。