日本代表の初戦、コートジボワール戦が行われるアレーナ・ペルナンブッコ。ホテルがたくさんある海沿いから、25km弱。辺りには何もなく、とても行きづらい場所にあります。地下鉄や中心街とつながる大きな道路も建設中とのことですが…絶対にまだ出来てないと思います(笑)。
私はホテルからタクシーで30分くらい、値切って80レアル(4000円弱)でスタジアムまで行きました。が、大会期間中はスタジアム入口までは行けないんですよね……。行けるところまでタクシーか電車で行って、スタジアムまではシャトルバスかなぁ……。
私が行った2013年1月末のスタジアム周辺はこんな感じ。
建設スタッフがとても親切な方々で、スタジアムについてや、この辺りの開発プロジェクト「Cidade da copa(=大会の街)計画」について教えてくださいました。
こちらは建設計画地の上空写真。スタジアムの他に、住宅、ショッピングモール、レストラン、映画館、劇場などが建設されるそうです。
「完成は15年後くらいかな~」とのこと。そりゃそーだ、まだスタジアム以外何もなかったもん(笑)。『W杯をきっかけに作られる、サッカーを中心に盛り上がる街計画』なんですね。
「W杯をきっかけに、ブラジルが他の国から良いイメージを持ってもらえるようにしたい!」、「今はまだブラジルの良さを知ってもらえていないから、これを機にブラジル人の優しさを見せたい!」、「日本人は恥ずかしがりで、少し気取ってるイメージだから、ブラジルで思いっきり弾けて楽しんで行ってほしいな!」なんておっしゃってましたよ。
ちなみに。建設スタッフの、オススメ観光スポットは「海、オリンダ地区、少し遠いけどポルト・ジ・ガリンニャス!」だそうです。
という事で……。早速遊びに行ってきましたポルト・ジ・ガリンニャス!! ヘシフィからは少し遠く、バスやタクシーで1時間半くらいかかります。(タクシーで行くなら交渉して定額にしてもらったほうが安心です)
海はヘシフィにもあるのに、現地の人はなぜわざわざ遠くの海まで遊びに行くんだろう…と思っていましたが、行ってみると…それも納得。
街はカラフルでかわいく、海へとつながるメインストリートには、カフェやお土産屋がずらーっと立ち並んでいます。至る所に、ポルト・ジ・ガリンニャス(=鶏の港)らしく鶏のオブジェが。私が1人でも怖がらず買い物や散歩できたのもこの街。メインストリートだけでなく裏通りにもカフェや雑貨屋があるので隠れ家探しも楽しいです。
船のツアーやマリンスポーツもでき、少し沖に出るとぐっと透明度の増した海で、珊瑚や熱帯魚が見れるそうですよ! 真に現地の人から人気があるスポットは、ヘシフィではなくここなのかも…(笑)!?
ポルト・ジ・ガリンニャスに限らず、海沿いの地域では様々なアクティビティーが楽しめるんです。ダイビング、ウィンドサーフィン、シュノーケリング、ボートトリップ……各地に、それぞれの魅力を活かした遊びが揃っていますよ。
こちらの写真はマセイオーという町。
添乗員が魚や謎の生物を、潜って取ってきては見せてくれて、海を案内してくれます。やりたい人はどうぞ~って道具も貸してくれる。
空いた日に海で過ごすことをお考えの方は、マリンスポーツも是非。ブラジルはいろいろと雑なので、自由でスリリングで楽しいですよ(笑)。
加藤理恵オフィシャルツイッター @vi729
加藤理恵オフィシャルブログ http://ameblo.jp/kato-rie/