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オザーコ? ヒオ? ブラジルの発音の秘密

2014.06.06

2013年に「週刊サッカーマガジン」で連載していた『カトリエのぶらっとブラジル』。ブラジルワールドカップが待ち遠しくてたまらずフライングで現地に行ってしまった私の旅と、そこで見つけたブラジルの文化や観光地、食べ物などの現地情報をお伝えしてきました。

そして、ついに再来週へと迫ったワールドカップ!!
現地へ行く方はもちろん、日本で楽しむ方にも、ブラジルの雰囲気を感じて、より気持ちが盛り上がるような一つのヒントになれればと願い……禁断の移籍で復活です(笑)、『カトリエのぶらっとブラジル』!!

サッカーキングさんのご協力で、まだまだお伝えしきれていなかったブラジルの楽しみ方を、配信させていただける事になりました。

魅惑のブラジルを覗き見しながら、待ちに待ったW杯を一緒に楽しみましょう!!

さて早速、日本の初戦が行われるヘシフィのご紹介を!!

……と思ったのですが“ヘシフィ”とまで書いたところで、この書き方の断りをいれねば…!と思ったので今回は現地に行かれる方へ、ブラジル人とコミュニケーションをする時のヒントを。

日本では、Recife:レシフェやレシーフェと言われてるけど、ポルトガル語ではロナウドやロナウジーニョ同様、Rはハ行発音になり、Recife:ヘシフィ、ヘスィーフィ、ってな感じに聞こえます。

この連載では、私がブラジルを旅した時に“現地の発音で覚えておいたほうが便利だなー”と思った言葉たちは聞こえた音に近いカタカナで表記しますね。

というのも。

有名な言葉なのになんで通じないんだろう? と困った言葉がたくさんあるんです。例えばリオ。これもRio:ヒオとなるんです。結構発音違いますよね!

逆パターンで、ブラジル人が日本の単語を言う時、聞き取れない事もしばしば。先日のザッケローニ監督のW杯メンバー発表の時も、大迫選手の名前聞き取れなかったですよね(笑)?
ザックさんだけでなく、ブラジル人も大迫選手の事を「オザーコ」って発音してました。

では、これは何の事だかわかりますか? ブラジルで言われた謎の日本語。

「セレゾザカ」

どうやらこれは……「セレッソ大阪」

このように、おそらくブラジル人も現地流の発音じゃないと、一瞬???となってしまうのでしょうね(笑)。ブラジル流の発音の秘密は覚えておくととっても便利です!

加藤理恵(かとう・りえ) 1985年7月29日生まれ。東京都出身。2005年にミスマガジン読者 特別賞受賞。07年に日本テレビ系「サッカーアース」 でアシスタントを務めるなど、ドラマやCM、バラエティなど多方面で活躍。母親は日系ブラジル人でブラジルとの二重国籍を持ち、ポルトガル語を駆使する。 サッカー好きが高じて4級審判員の資格を取得し、Jリーグ取材の裏話をサッカーキングで連載している。2012年シーズン、スカパー!のJリーグハイライト番組「マッチデー Jリーグ」のMC。
加藤理恵オフィシャルツイッター @vi729
加藤理恵オフィシャルブログ http://ameblo.jp/kato-rie/

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