2014.04.11

<ブンデス展望>今季11ゴールの岡崎は5試合ぶりゴールなるか、細貝は古巣とのアウェー戦に臨む

<ブンデス展望>今季11ゴールの岡崎は5試合ぶりゴールなるか、細貝は古巣とのアウェー戦に臨む
写真●Bongarts/Getty Images

 残り5節と最終盤を迎えたブンデスリーガで、日本代表FW岡崎慎司の得点記録に注目が集まっている。

 マインツに移籍した今シーズンは、第29節終了時点でドイツでの自己最多となる11ゴールをマーク。チーム得点王であると同時に、日本人欧州主要リーグ最多記録となる香川真司の持つ13ゴールの更新も視野に入っている。

 現在は、4試合無得点と小休止中だが、12日の第30節では相性のいいブレーメンをホームに迎える。第13節の対戦では、こぼれ球への反応と右サイドからのクロスに合わせ、決勝ゴールを含む2得点で、3-2の勝利に貢献した。当時は1トップに固定され始め、得点を量産し始めていた時期。今節は得意の相手となるだけに、終盤での再爆発に向けた5試合ぶりのゴールに期待が高まる。

 また、今節ではヘルタ・ベルリンの日本代表MF細貝萌が古巣のレヴァークーゼン戦に臨む。今シーズンからヘルタに在籍する細貝は、これまでの29試合中28試合に出場。レヴァークーゼンに在籍していた昨シーズンは、サイドバックなど様々なポジションで起用されたが、今シーズンは本職のボランチに固定。昇格シーズンながら、10位と健闘するチームを中盤の底から支え、現地での評価は高い。独誌『キッカー』からは、前半戦の新戦力採点で満点評価を受けた。今節はアウェー戦となるだけに、昨シーズンまで応援を受けていたサポーターの前でのプレーは注目だ。

 チームを見ると、ヘルタ・ベルリンは現在7試合未勝利で、対するレヴァークーゼンも直近のリーグ戦9試合で1勝のみとなり、サミ・ヒーピア監督が解任された。ともにふるわないが、ヘルタはヨーロッパリーグ、レヴァークーゼンはチャンピオンズリーグの出場権獲得の可能性があるだけに、互いに落とせない一戦だ。

 そして、今節最大のビッグマッチは、バイエルン・ミュンヘンとドルトムントの対戦。バイエルンは、第27節に7試合を残して史上最速優勝を達成した。絶対王者が2位をホームに迎える構図だが、両者の関係はそれほど単純ではない。

 開幕前にマリオ・ゲッツェを引っこ抜いたバイエルンには、来シーズンからロベルト・レヴァンドフスキが加入する。両者の間には、2シーズン連続でのエースの移籍により、大きな遺恨が生まれた。

 昨シーズンのチャンピオンズリーグ決勝と同カードということで、レベルの高さは言わずもがな。過去5シーズンでは、今シーズンも含めてバイエルンが3度、ドルトムントが2度の優勝。ドイツの誇る2強の因縁めいたライバル対決は必見だ。