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三田アナと前田さんのここだけの話「チーム始動! フィッカデンティ新監督の印象は…?」

2014.01.27

365日FC東京モバイル

<1月21日>
三田:今週のコラムは前田さんと小平グランドからお届けします。いよいよ、FC東京の新体制がスタートしましたね。

前田:さっき練習の様子を見てきたけど、新監督を迎えたのはもちろん、他にも新しいスタッフや選手、戻ってきた選手などもいて、思った以上に去年とはメンバーが替わったなという印象だね。

三田:そうですね。新加入の選手が6人、期限付き移籍から戻ってきた選手が4人となり、なかなか新鮮な感じがしました。新加入といえば、チーム始動の直前になって、ブラジル人の大型DF、マテウス選手の獲得も発表されましたね。

前田:そこのポジションはかなり必要とされていたから、朗報だね。東京のDFラインには森重という絶対的なチームリーダーがいるけど、もう1人のセンターバック(CB)をどうするかが課題だった。このコラムでもよく話題にしていたように、去年は加賀や張が代わる代わる出ていたような状況で、試行錯誤していた。

 試合の展開によっては3バックにして、高橋が最終ラインに入ったりもしていたよね。シーズン終盤にかけては森重と張のコンビが定着しつつあったけど、その張も今季はいない。そこで獲得したマテウスは、身長190センチと高さがある。プレーについては、足元の技術とかがどれだけあるかは、実戦で見てみないとまだ分からないけど、かなり良さそうだと評判だよね。

 そういう選手がいるだけで、DFラインの核になることが期待できる。森重との役割分担も明確になるだろうし、守備の面で、そういう選手が入ることによって安定するかもしれないね。

三田:そうですね。あとは、同じくブラジル人FWのエドゥー選手以外は、高卒や大卒ルーキーの選手たちです。レンタルから戻ってきた選手たちもいますが、誰がレギュラー争いに食い込めるか、楽しみですね。

前田:基本的には去年のメンバーがベースになって、そこにプラスしてブラジル人の2人という感じでスタートするんじゃないかな。フィッカデンティ新監督も、去年の東京の試合などをビデオで見たりしていると思うし、ある程度は去年のメンバーを中心に考えて、そこからいろんな組み合わせとか、新しく入った選手を試しながら、ポジション争いになってくると思う。

三田:先ほどフィッカデンティ新監督にもごあいさつしましたが、うわさ通りに物静かで紳士的な感じの監督でしたね。

前田:そうだね。印象としては本当に物静かな感じだったけど、だからこそ、内に秘めているものがあるんじゃないかな。勝負にこだわる姿勢とか、自分の強い信念を持っている感じはすごくしたよね。

三田:監督は、ミーティングでもかなり長い時間を割いているようですね。

前田:通訳が必要だからというのもあると思うけど、1時間くらいかけたりすることもあるみたいだね。さっきナオ(石川)に話を聞いたときにも、フィッカデンティ監督は選手たちに対して既にかなり細かい指示をしているって言っていたし、緻密にチームをつくり上げていくというタイプなんじゃないかな。

 東京は昨シーズンまでにある程度チームのベースができているし、あとはそこから先の部分、僅差の勝負にどうやって勝つのかといったところが必要になってくる。フィッカデンティ監督はそこをより具体的にして、選手たちに求めていこうという感じなんじゃないかな。

三田:去年もあと一歩のところで優勝争いができなかっただけに、勝負における「詰めの甘さ」みたいなところをしっかり突き詰めていこうということですね。

前田:そうだね。例えば試合の中で勝利を引き寄せるために、ちょっとした隙だったり、時間の使い方だったり、いろいろなところでもっとチームの完成度を高めていく必要があるからね。

三田:去年は、全体的に点は多く取れていましたが、試合によっては決めきれないことがあったり、ミスからの失点もあったり、いろいろと見直しは必要ですよね。

前田:うん。点は取れていたけど、失点も多いから順位が上がらなかったという部分では、やや攻撃に偏重していたということも言えると思う。だからといって、守備ばかり重視していたら点は取れない。

 得点は最小限でも、失点をしなければ勝てるというサッカーもあるよね。それも一つの勝負強さということになる。イタリアのサッカーといえば「カテナチオ」と言われるように、しっかりとした守備をベースに、そこから1点とか2点を取って勝つのが美しいというイメージがある。

 もしかしたらフィッカデンティ監督もそういう感じなのかもしれないし、東京としても、そろそろリーグ優勝も狙えるチームになってきたことだし、そういう勝ち方、結果にこだわるサッカーをこれからしていかないといけないのかなという感じもするよね。

三田:フィッカデンティ監督はJリーグ初のイタリア人監督となるんですよね。そういう意味でも、実際にシーズンが始まったらどういうサッカーをしていくのか、注目を集めそうですね。

前田:そうだね。日本代表のザッケローニ監督もイタリア人だけど、Jリーグのクラブの監督としては初めてだし、どんな監督なのかまだ分からない部分が多いから、すごく楽しみでもあるよね。

前田治(まえだ・おさむ) 昭和40(1965)年9月5日、福岡市出身。現役時代は横浜フリューゲルスのエースFWとして活躍し、Jリーグ通算103試合29得点、日本代表では40試合12得点の成績を残した。引退後はクラブチームのジュニアユースで監督を務める傍ら、各地のサッカー教室にも出向いて指導力、育成能力に磨きをかける。2004年から東京中日スポーツの評論記事「東京論」を執筆中。
三田涼子(みたりょうこ) 昭和53(1978)年6月20日 千葉県柏市出身。元TOKYO MXテレビアナウンサー。2003年から8年間にわたり、応援番組「FC東京ホットライン」のキャスターやJリーグ中継ピッチリポーターを務め、その後もFC東京の取材を継続中。現在はフリーアナウンサーとして、JFN(ジャパンエフエムネットワーク)及びTOKYOFMでニュースなどを担当。趣味はフットサル。

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