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三田アナと前田さんのここだけの話「気になる戦力流出…。サプライズ補強はあるのか!?」

2014.01.20

365日FC東京モバイル

<1月14日>
三田:2014年最初のコラム更新です。前田さん、今年もどうぞよろしくお願いします。

前田:よろしくお願いします!

三田:そして、このコラムは今回で200回目を迎えました。これも毎回読んでくださるサポーターのみなさまのおかげです。本当にありがとうございます。

前田:長らくご愛読いただき、ありがとうございます。今年は東京が新監督を迎えてステップアップできるかどうか注目される年なので、場合によっては僕も今まで以上に厳しいことを言わせてもらうかもしれないけど、そういうところにもお付き合いいただけたらうれしく思います。

三田:期待すればこその厳しいコメントですからね!なお、コラムの200回を記念して、前田さんと私、そして編集部からプレゼントをご用意しました。詳しくはトップページに応募フォームがありますので、そちらをご覧ください。

 さて、今年のチーム始動日は今週土曜日(18日)に決まりました。いよいよという感じですが、現時点では新戦力の獲得よりも放出のニュースの方が多いのがちょっと気になります。ルーカス選手や平松選手の引退に加えて、中村選手が大宮に完全移籍、丸山選手が湘南、林選手が岡山に期限付き移籍など、相次いで発表されていますね。

前田:それからここにきて、アーリアのC大阪への移籍が確実と報じられているよね。東京は今年、監督が代わってどうなるか分からないというのもあると思うし、その点、C大阪に行けばポポビッチ監督が評価してくれていることは分かっている。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)にも出られるから、レベルの高いところでチャレンジできるということに魅力を感じたのかな。ポポさんはアーリアをかなり頼りにしていたから、相当熱心に誘ったんだろうね。

三田:複数のポジションで起用されて、期待に応えてきましたからね。アーリア選手は当初、残ると思われていただけに驚きですが…。まだ正式発表はされていないので、今後に注目しましょう。一方、新戦力については、ブラジル人FWのエドゥー選手の獲得が発表されています。各国でプレーした実績を持つ選手ですが、日本でプレーするのは初めてということですね。

前田:実際に来てみないと、ちょっと分からない部分が多いよね。新戦力については、これからまだサプライズが用意されているのかな。フィッカデンティ新監督がどんなサッカーをやりたいのか、そのためにどんな駒が必要かということを加味して、きちんとリクエストしているとは思うんだけど…。

三田:確かに、戦力の放出が相次いでいるだけに、補強も十分にしてほしいところですよね。チーム始動が今週末に迫っているので、それまでにまだ発表があるんでしょうか。でも今回は、何と言ってもフィッカデンティ新監督に注目が集まりそうですね。

前田:どんな監督なのか気になるよね。物静かな人だと報じられているけど、そうだとすると、試合中のベンチもこれまでとは対照的な感じになるのかな。日本での仕事は初めてということで、こっちの環境とかやり方に慣れるまでは時間もかかると思う。

 選手たちもプロだから、監督が代わっても基本的にやることは同じだけど、自分たちが求められていることがどういうことなのか、監督の考えをしっかり理解しないとなかなか難しいよね。

三田:ところで、新戦力ではないももの、梶山選手や椋原選手、幸野選手の復帰が発表されています。どの選手も久々の東京復帰ですが、今季の活躍が期待されますね。

前田:そうだね。梶山は去年、選手としても1人の人間としても多くのことを学んだとコメントしているよね。それがプレーにどう表れるのか楽しみだな。椋原は、サイドバック(SB)で依然としてポジション争いが厳しいというのはあると思うけど、右も左もできるという点では、まずは徳永や太田の控えとして計算できるよね。

三田:幸野選手はJ2で試合経験を積んで成長したようですね。

前田:そうだね。長崎ではチームの中心的な選手として活躍し、結果を出した。いい経験をしたんじゃないかな。ひと回り大きくなって東京に戻ってきて、これからさらにレベルアップしてほしいね。

三田:U-22日本代表にも選出されていますし、今後の活躍が楽しみです。ただ、近年の東京は、ユースからの昇格選手や高卒・大卒のルーキーが加入しても、他クラブにレンタル移籍して、なかなか戻ってこなかったり、そのまま完全移籍というケースも目立ちます。

前田:そうなんだよね。経験を積ませるためにJ2のクラブへ行かせたのに、行ったきりそのまま帰ってこない選手も多くて、サポーターも寂しい思いをしていると思う。もちろん、権田のようにユース出身で活躍している選手もいるし、今回、梶山や椋原は帰ってきたけどね。

 若手を育成して強いチームになるというのが理想ではあるけど、他のチームを見ても、勝てるチームというのは、やはり即戦力になる選手を補強しているという現実がある。ある程度の資金があるチームはほとんどそうだよね。東京も昨シーズンなんかは結構いいメンバーがそろっていたけど、今季はこのままだと、去年よりも戦力がややダウンということになってしまう。

 しかも監督が代わるとなると、目標であるリーグ優勝を果たすには、またさらに数年かかるということになるんじゃないかな。このままのチームでもある程度やれるとは思うけど、数年かけるのではなく、新監督の下ですぐに優勝を狙いにいくなら、やはり他にも目玉補強というのが必要な気もするよね。

三田:チーム始動後には、沖縄での1次キャンプを経て、香港で開催されるAETカップへの参加も予定されていますね。

前田:東京と香港、ポルトガル、ロシアのチームが参加するんだよね。チームが始動してわずか2週間程度でのカップ戦ということになるから、結果を求めるというよりも、新監督が選手たちのプレーを実際に見て把握するためのテストのような位置付けになるんじゃないかな。

 そこで各選手の力を見極めた上で、都城での2次キャンプでチームを本格的につくっていくという感じだろうね。

三田:AETカップは選手たちにとってアピールのチャンスになりそうですね。ところで、年始からサッカー界はさまざまな話題で盛り上がっています。まず、元日の天皇杯決勝は横浜Mが優勝しましたね。

前田:予想した通りだったね。でも、優勝はしたものの、俊輔(中村)らもそれほど喜んではいなかったように見えた。もちろん天皇杯も素晴らしい大会だけど、やっぱりリーグ優勝っていうのは別物だからね。

三田:リーグ戦での悔しさが完全に晴れたわけではないですよね。でも、国立競技場の改築前の最後の決勝という意味でも注目を集めた試合でした。

前田:その舞台で優勝を果たしたというのは価値があるよね。横浜Mは、ベテランと若手の融合がうまくいったことが結果につながったと思う。斎藤学の先制点もそうだし、中沢のヘディングでの追加点も、それが形になったという感じだね。

 逆に広島は、リーグ戦での逆転優勝は素晴らしかったけど、そこにシーズンのピークを持っていった感じで、天皇杯の決勝ではちょっと力尽きてしまったかな。

前田治(まえだ・おさむ) 昭和40(1965)年9月5日、福岡市出身。現役時代は横浜フリューゲルスのエースFWとして活躍し、Jリーグ通算103試合29得点、日本代表では40試合12得点の成績を残した。引退後はクラブチームのジュニアユースで監督を務める傍ら、各地のサッカー教室にも出向いて指導力、育成能力に磨きをかける。2004年から東京中日スポーツの評論記事「東京論」を執筆中。
三田涼子(みたりょうこ) 昭和53(1978)年6月20日 千葉県柏市出身。元TOKYO MXテレビアナウンサー。2003年から8年間にわたり、応援番組「FC東京ホットライン」のキャスターやJリーグ中継ピッチリポーターを務め、その後もFC東京の取材を継続中。現在はフリーアナウンサーとして、JFN(ジャパンエフエムネットワーク)及びTOKYOFMでニュースなどを担当。趣味はフットサル。

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