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三田アナと前田さんのここだけの話「リーグ戦残り4戦全勝を目指して戦い抜け!」

2013.11.12

365日FC東京モバイル

<11月5日>
三田:先週末はJ1のリーグ戦はお休みでした。10日のセレッソ大阪戦に向けて、きょうは小平グランドへ取材に行ってきましたが、今季も残りわずかとなり、ちょっとピリピリしたムードになる場面もあったり、それぞれいろいろな思いを抱えながら練習に臨んでいる様子でした。

前田:監督の今季限りでの退任が決まっていることもあって、ちょっと微妙な雰囲気もあるのかもしれないね。そういう中でみんな何とかいい方向に持っていこうとしているんだと思うけど。天皇杯の千葉戦、リーグの甲府戦と、このところ負けてはいないし、チーム状態は悪くはない。

 だけど、監督の退任が決まって、選手たちも来季の契約のことで微妙な時期でもあるし、チームとしては不安定になってくる。優勝争いでもしていれば、最後は監督のためにもと一致団結するけど、なかなかそれが難しいというのはあるだろうね。

 でも順位によって賞金も変わってくるし、何とかモチベーションを維持しないといけない。いろんな要素がマイナスに働かず、プラスの方向に行けばいいけどね。

三田:そうですね。選手たちも、1つでも上の順位で終えることだけを考えて、目の前の戦いに集中したいと話していました。

前田:目の前の試合でベストを尽くすのがプロだからね。サポーターはお金を払って試合を見にきて応援してくれるんだし、1試合1試合、精いっぱいプレーすることが選手の責任でもある。

 ただ、最近の試合を見ていると、試合後の選手たちの表情にやりきった感がないことがあるんだよね。それでも勝っていればいいんだけど、負けや引き分けのゲームでも、意地みたいなのが感じられなかったり、そういうところがすごく気になるな。

 キャプテンの森重を含め、淡々とした感じの選手が多いけど、最後にどれだけチームをまとめられるかというところだよね。

三田:悔いの残らない試合を見せてほしいですね。さて、次節は高橋選手が出場停止とあって、張選手がボランチに入る布陣で調整しています。

前田:張がボランチに入る布陣は今までにも試しているし、そんなに影響はないだろうね。うまくいかなければアーリアが下がってボランチに入るというオプションもある。

 相手の前線はタレントがそろっているから、森重と張でセンターバック(CB)
を安定させた方がいいという考え方もあるからね。

三田:実戦練習では、ビルドアップに重点的に取り組んでいました。GKから中盤まで連動してボールをつなぐことを意識しているようです。

前田:なるほど。少し前から気になっていて、このコラムでも触れたけど、最近GKからビルドアップするシーンが少ないからね。ラインを上げて大きく蹴るというスタイルで、一つ一つを区切ってやるという形が多かった。その辺を追求していこうという狙いがあるんだろうね。

三田:次のセレッソ戦では、日本代表の柿谷選手との対決にも注目が集まっています。

前田:柿谷の持ち味は、裏への飛び出しだよね。そうすると、東京はDFライン最後のところでちょっと不安がある。危ない場面があっても森重がしっかり見ているときはカバーできているんだけど、見られないときは要注意だね。

 その一歩手前で、ボランチあたりがバイタルエリアにスルーパスを出させないようプレッシャーを掛けることも重要となる。前線からの守備もポイントになるね。

三田:順位も東京が6位、セレッソが5位で、東京が勝てば入れ替わる試合です。何としても勝ちたいですね。

前田:攻撃の形、怖さを持っているのはどちらかというとセレッソの方だよね。それに対して東京の現実的な勝ちパターンとしては、自分たちの良さを出すというよりも、相手の良さを消して自分たちのペースに持っていき、チャンスをものにするというパターンじゃないかな。

 内容的に自分たちのサッカーをするというよりも、勝つためのサッカーがこのところできつつある。その辺が見どころになると思う。

三田:その「チャンスをものにする」という点では、最近の試合でも課題が残りますね。

前田:まだまだ決定力が低いからね。特に気になるのは、ミドルシュートが枠内に行くことが少ない。それがちょっと寂しいよね。そもそも打たないというのもあるし、ボランチの高橋や米本はたまに狙うけど、なかなか枠内に飛ばない。もっと精度を上げないと、相手にとって脅威にはならないよね。

 CKとかも、ターゲットとして森重や張、ルーカスなど高さはあるから生かしてほしい。FKなんかは、最近は太田がキッカーという位置づけになってきて、かなり期待が持てるようになってきたよね。

前田治(まえだ・おさむ) 昭和40(1965)年9月5日、福岡市出身。現役時代は横浜フリューゲルスのエースFWとして活躍し、Jリーグ通算103試合29得点、日本代表では40試合12得点の成績を残した。引退後はクラブチームのジュニアユースで監督を務める傍ら、各地のサッカー教室にも出向いて指導力、育成能力に磨きをかける。2004年から東京中日スポーツの評論記事「東京論」を執筆中。
三田涼子(みたりょうこ) 昭和53(1978)年6月20日 千葉県柏市出身。元TOKYO MXテレビアナウンサー。2003年から8年間にわたり、応援番組「FC東京ホットライン」のキャスターやJリーグ中継ピッチリポーターを務め、その後もFC東京の取材を継続中。現在はフリーアナウンサーとして、JFN(ジャパンエフエムネットワーク)及びTOKYOFMでニュースなどを担当。趣味はフットサル。

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