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2013.08.26

8月27日、AFCフットサルクラブ選手権開幕…日本代表のミゲル・ロドリゴ監督が語る大会展望

 8月27日(火)、愛知県で「AFCフットサルクラブ選手権 日本 2013」が開催する。大会開幕に先立って、フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督が大会の見どころと、各チームの中心選手や特徴を語った。

写真●FIFA via Getty Images 取材●JFA

◆必ず史上最高の大会になる

 6月14日、マレーシア、クアラルンプールで行われたAFCフットサルクラブ選手権の抽選会。ドローワー(抽選者)に指名された元フットサル日本代表の木暮賢一郎の右腕が取り出すドローボールの中に書かれたクラブ名一つひとつが明らかになるたびに会場がどよめきました。抽選結果、グループBが、いわゆる「死のグループ」とも言うべき組み合せになったのです。

 前年大会優勝、準優勝のサナイェ・ギティ・パサン(イラン)、アルドゥス・タシケント(ウズベキスタン)にチョンブリ・ブルーウェーブ(タイ)、そして、アルサッド(カタール)、どのクラブが準決勝に進んでもまったく不思議ありません。もちろん、ホーム名古屋オーシャンズがプレーするグループAも見どころ満載。一戦一戦に目が離せません。

 名古屋オーシャンズ(日本)はもちろんですが、名古屋に乗り込んでくる各クラブの選手の技術レベルは優勝に向けてのモチベーションと同様、とても高くなっています。さらに、監督のレベルが高いところも見所です。AFCフットサルクラブ選手権として、技術レベル、試合運びのいずれをとっても過去にない最高の大会、相当に拮抗する大会なると思います。

 そんな中、ひとつ注目したいのは各監督の外国人選手の起用法です。国の代表戦ではないクラブの戦い。各クラブ、自国籍外の選手もプレーします。各クラブ、キープレーヤーとなる外国人選手を抱えていますが、その数はFリーグと異なり、純粋外国籍選手は1人のみ。その起用法と、純粋外国人選手としてカウントされないアジア枠(アジア国籍選手)1名のプレー、その両方に目を向けるのも面白い見方のポイントでしょう。

 そのうえで各クラブ特に注目する選手、監督を紹介します。ハイレベルな好ゲームが期待されます。8月26日の第1試合から9月1日の決勝戦までぜひ余すところなく最高のフットサルを堪能してください!

<グループA>
◆名古屋オーシャンズ(日本)
森岡薫、ラファエル・サカイを筆頭に、若手ながら日本代表に名を連ねる吉川智貴、室田祐希望、白方秀和らのタレントを擁する名古屋は、セットプレーの巨匠ビクトル・アコスタ・ガルシア監督を今シーズンから迎えFリーグ現在首位。今大会でも間違いなく輝く存在!!

◆深セン南嶺鉄狼FC(中国)
ダニーロ・モウラ・ダ・フォンセカは、一対一に強いブラジル人のクラブNo.1プレーヤー。そして、マスード・ダネシュヴァルはアジア最高のピヴォ。このイラン人の反転シュートも非常に危険です。アマランテ・ジョゼ・アジウ監督は、前名古屋オーシャンズ監督、ベンチで光を放ちます。名古屋オーシャンズを知る監督ゆえ、名古屋は要注意だろう。

◆タイ・ソンナムFC(ベトナム)
90%はベトナム代表選手で構成されているクラブ。名古屋オーシャンズでもプレーしていた畠山ブルノ・タカシは、一対一に優れ、遠めからのシュートも光ります。フィクソもピヴォもでき、違いを見せてくれると思います。そして、監督はセルジオ・ガルゲッリ。かつてFリーグ府中アスレティックFCで指揮をとったイタリア人。ベトナム代表監督も兼ね、最近のフットサルベトナム代表の好調さを演出しています。

◆アルサダカ(レバノン)
実質、国代表と同様の選手で構成されているチーム。唯一、代表メンバーのスター選手タケシを欠くが危険なチームに注目です。

<グループB>
◆サナイェ・ギティ・パサン(イラン)
モハマッド・タヘリは、文句なしにアジア最高、世界でも屈指のアラ(サイド・プレーヤー)。一対一に強くシュート力も凄い。アフマド・エスマエイルプールはピッチ上でチームの指揮をとるベテランのイラン代表選手。マフディ・ジャヴィドは若手のピヴォ、左利きのテクニシャンです。

◆アルドゥス・タシケント(ウズベキスタン)
実質、ウズベキスタン代表チームとも言えるメンバーをそろえるクラブで、中でも突出している選手がアルトゥール・ユヌソフ。スピードと身体の強さと外からのシュートで際立ちます。非常に危険な存在になることは間違いありません。

◆チョンブリ・ブルーウェーブ(タイ)
ルディマール・ベナンシオ、通称“シャパ”は、チームの頭脳とも言える存在。スペインリーグでのプレー経験もあるブラジル人。戦術的なリーダーで、ファンの皆さんに戦術のレッスンをしてくれるようなゲームを見せます。また、スプハウト・トゥエアンクラングは、ピヴォを得意とする長身で強い若手の点取り屋。そして、通称“プルピス”と呼ばれるホセ・マリア・パソス・メンデス監督は、ベンチで指揮を執る偉大な戦略家です。この監督の存在自体、このチームの強みになっていることにも注目です。

◆アルサッド(カタール)
アムロ・モフセイン・アブデラールは一対一のスピードに乗った仕掛けから、アシストで優位を作るエジプト人。味方へのアシストで貢献します。

*  *  *  *  *  *  *  *  *

大会名称:AFCフットサルクラブ選手権 日本2013
会  場:愛知/テバオーシャンアリーナ、愛知/パークアリーナ小牧
大会期間:2013年8月27日(火)~9月1日(日)
試合日程:
<グループステージ>8月27日(火)~29日(木)
<準決勝>8月31日(土)
<決勝/3位決定戦>9月1日(日)

参加チーム:
イラン、ウズベキスタン、日本からそれぞれ1クラブ(3クラブ)
予選を勝ち抜いたAFC加盟協会の5クラブ
計8チーム

大会方式:
8チームを2つのグループに分け、4チームによる1回戦総当りのグループステージを実施。各グループの上位2チームがノックアウトステージ(準決勝)に進出する。

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